充電日記     

オフな話で一息を。

部首の名は?

2020年10月27日 | 文字
・マイナー辞典が気になってしょうがない。昨日、送られてきたのは、中田武司編『常用国語辞典』(1998年4月20日 高橋書店発行)です。ハンディな(=小さすぎないということでもあります)辞典を得意とする高橋書店ですが、これは少し気合を入れた本格派。



・なぜか付録に「部首の名称一覧」がありますが、これがいろいろ面白い。



・20年ほど前のものなので、現在と、そうは変わってないと思うんですが、お初にお目にかかりますやら、サブでなものがメインになってる気がします。「気がする」だけなので私が基準になっちゃってるんですが、部首名を覚えるのは中学生前後のことですから、そのころの(自分の)基準ということです。だから、『常用国語辞典』の方が新しいことにはなるでしょう。

・で、若い人にお聞きしますが、こういう名称で習いましたか?
 亠 私はナベブタ。鍋蓋なんでしょうね。なんだか、あられもない名前かも。
 廴 私はエンニョウ。この字(?)自体の発音はインらしいんですが。



 皮 ケガワというのか。革との区別のための名称らしいです。

・さまざまなものの名前だったり、とらえ方だったりが、どんどん変わっていくことを改めて知りました。ただ、そう思ってもいけないのかも。単なる個人的な癖などの場合もありますのでね。それが、書籍というメディアのなかで遭遇したとき、「これが一般的なんだ、普通なんだ」とこちらが勝手に思ってしまうこともある。出会うたびごとに、この場合はどっちなんだ? と問いかけ続ける必要もあり・・・

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