充電日記     

オフな話で一息を。

録音のしかた

2025年03月13日 | フルート


・生々しいのがよいか、耳当たりを気にするか。この録音は、後者で成功していると思います。マイクは楽器から放し気味。その分の空間の表現もできている。つまりは、楽器の音色の美味しいところ録りができていて、聞き心地がよい。アラも目立たない。とてもクレバーな録音だと思います。

・なかには、生っぽさを演出しようとしてか、唇に近い位置にマイクをもってくるのもありますが、さて。曲にもよりますか。「タンゴの歴史(物語)」なんかは、楽器の音に成りきらなかった音まで入っていた方がよいでしょう。面白い。民族的な楽曲とかもそうですね。タクタキシビリ「ソナタ」の第一楽章とかもそうあってほしい。

・で、奏者にもよりましょうか。本当にうまくてセンスのある人なら、どんな録音でもいけそう。なので、それ以外の人は、本当に録音に気を使った方がいい。録音したのを自分で確かめるのもいいけれど、信頼できる耳のよい第三者に任せる方がいいとも思います。いや実際、売ってるCDでも、つまりはプロの演奏家でも、ピンからキリまであるんだなーと思いますのでね。

・とりあえず、全部知らない曲だった点で、コスパ(?)も高い。そう、知られている曲を盛り込むのは、一種の戦略なんですが、知ってる曲ばかり入れられてもー。逆に、あまり知られてない曲で構成するのも、これまた戦略なんでしょうが、危険かもしれませんね。「知らない曲ばかりじゃ、いや」という人は少なくなさそうですから。

・実は、最後の曲のテーマ「strawberries and cream」にまず引かれました。どんな曲なんだろ、と。作曲者は、クラシック本流からは離れた、その意味ではアマチュアに近い人かと思いますが、軽い、気分よく聞ける曲を作れる人のよう。

「×(かける)クラシック」でリクエストが通りました!

2025年02月16日 | フルート
・いやびっくり。クルマで移動中、NHKFMをかけっぱなしだったのに気づかなかった。トイレに行ってた隙に掛けてもらってたみたいです。「らじるらじる」の聞き逃し配信で聞いて知りました。(^_^;

・曲は、ユリウス・リーツのフルート・ソナタの第2楽章。最後の最後、アルペジオで駆け上がるんですが、低音1オクターブ分が省略された演奏だったのは残念。でも、採り上げてくださり、ありがとうございました。間に合えば(~23日午後3時)こちらから聞くことができます。22分くらいから。

・かけてもらったのとは演奏者が異なりますが、こんな曲です。ちょっと荒っぽい演奏?
Flute Sonata in G Minor, Op. 42: II. Andante poco sostenuto


・第1楽章はたとえばこちらから。ちょっと甘口かな。
Flute Sonata in G Minor, Op. 42: I. Allegro moderato


・辛口がいい按配だと思いますが、どうでしょうか。
Flute Sonata in G Minor, Op. 42: I. Allegro moderato



ピアノ教室×フルート教室 コラボ動画「リーツ/ソナタ」

2024年11月25日 | フルート
ピアノ教室×フルート教室 コラボ動画「リーツ/ソナタ」


・1楽章だけですが、がんばってはる。

・めちゃくちゃ甘やかな演奏の録音を聞いたことがありますが、ダメでしたね。オプションもオクターブ低い方ばかりを選んでたものでした。

・この点、このお二人くらいのテンポ感で始めてほしいし、全体として颯爽としていてほしい。お二人の演奏はとてもいい感じです。

・この曲の第一楽章は、さまざまな曲想が詰め込まれているので、それを的確に表現しなきゃいけないし、テンポもそれに応じてきっぱり分ける必要がある。

・ピアノもどんどん(よい意味で)前に出てくるのがいいですね。2つの楽器が対等の関係で1曲を構成する・・・そうした、当たり前のことができてる気がします。(いや、結構、ピアノが恐縮しまくって引っ込んでる演奏って多いんですよ。リーツのソナタにかぎらず。そういうのが伝わってくる演奏はもう、見限りますね)

・と、ここまで書いて、前にも採り上げましたっけ? このお二人の演奏。



Grand Quatour de Concert - in F sharp minor (fisz-moll) Op.46: I. Allegro ma non tanto

2023年01月25日 | フルート
Grand Quatour de Concert - in F sharp minor (fisz-moll) Op.46: I. Allegro ma non tanto


・メモ代わりに。フランスのウジューヌ・ワルキエの作品。フルート大四重奏曲。写真のジャケットとは別の作品かな。少なくとも楽器構成は異なります。

・上品な演奏。テュルーの弟子でもあるので、もっと情熱的な演奏でもよいかと思います・・・ などと不遜なことを言う人はこういう風に仕上げてしまったりします。(^_^;



・いやいや、仕上がってない。まだまだまだツメが甘い。α版です。

・なんていいますか、絶望の底に突き落とすような第1楽章、それが楽章を追うたびに、癒しと救済をうけて、円満なフィナーレを迎える・・・交響曲などにもよく使われる構成法です。成長系の物語・アニメ・舞台劇などもそうでしょう。スキルも経験もない主人公がやがて途方もない敵に向かい、倒し、人々を幸福の地に導くような。そんなストーリーの初っぱな。

Tulou 8e Grand Solo op. 88

2023年01月22日 | フルート
Tulou 8e Grand Solo op. 88


・グラン・ソロ8番もいい曲ですね。

・にしても、よく指が回るなあ。現代のフルートだと、音程を安定させるために、管には大きな穴を開けて、別途蓋を開閉することで音階を形成します。だから穴が閉じやすい。

・彼女の使っているのは19世紀前半の楽器(オリジナル楽器)。穴も小さいし、それを直接指でふさぐので、ちょっとのズレモ許されない。でもこれだけ指が回る。すごい。音程も、思ったほどには狂っていない。しかも、ちゃんと芸術的に吹けていると思います。

・さきにグラン・ソロ13番を紹介しましたが、日本では(かな?)、3番と5番も比較的よく演奏されます。12番と14番は別の人がCDを出してます。それ以外のグラン・ソロはなかなか聞けない。このユーチューブチャンネルだと全部聞ける!


J.-L. Tulou: 13e Grand Solo op. 96

2023年01月21日 | フルート
J.-L. Tulou: 13e Grand Solo op. 96


・やっぱり9分過ぎからのクライマックスが抜群にカッコイイ! 語弊があるかもしれないが、男性的な演奏。テュルーはこうでなくっちゃ。

・とてもとてもやさしく、サロン的に吹くのも多いのだが、それは、私には何か勘違いしている気がする。もっとこう、情動的でいいんじゃないかな。

・ただ、イントロのピアノは、ちょっとイヤ。訛ってる感じがする。変に酔ってる気もするしね。

ドヴィエンヌ フルート・ソナタ op.68-4  F.Devienne / flute sonata op.68-4

2021年01月22日 | フルート
・フランスのモーツアルトとと言われたドビエンヌ。バスーンも吹くフルート奏者・作曲家。フルートのための典雅な曲を多く作曲しました。フルートトリオのための曲もよく演奏されます。

ドヴィエンヌ フルート・ソナタ op.68-4 第1楽章 F.Devienne / flute sonata op.68-4 1st mov.


・花の子ルンルンみたいだね↑ 短調のところがまた味わいがあるかな。でも、短調といえば、やっぱり第2楽章です。三上明子さんのアルバムでは、この第二楽章だけが、味わい深く吹き込まれています。

ドヴィエンヌ フルート・ソナタ op.68-4 第2楽章 F.Devienne / flute sonata op.68-4 2nd mov.


・で、第三楽章はお祭りです。いや、そうでもないか。第1楽章のほうがお祭り感があるかも。「ソナタ」とはいうけれど、ドイツ風のソナタとは違って、形式的には自由なのかな。いや、知らんけど。

F.ドヴィエンヌ/フルート・ソナタop.68-4/第3楽章 F.Devienne / flute sonata op.68-4 3rd mov.