あとは野となれ山となれでは困ります!
9月議会、11日から一般質問が始まりました。16日まで9人の議員が様々な角度からの質問ですが、計画が進められているというイオングループによる「大型複動商業施設」について、誘致を積極的に薦める立場からの議員や疑問を呈する立場からの質問も。12日は、『進出した場合、「エリアなかいち」を中心とした場合どのような影響が出るのか』の質問。当局答弁はH6年の御所野イオン進出の影響を例に、既存店の売り上げ減、労働者(雇用)の減、近郊商店数の減などを上げました。いま水面下で進められている“巨大モール”は、農商工連携を謳い3000人の雇用を生み出し、地域経済にも貢献すると自画自賛されています。しかし、その逆の影響は一言も語られていません。企業側から言えば、デミリッとはできるだけ表に出さないのは、当然と言えば当然です。しかし、いいことづくめではいかないはずです。一時的にプラスでも、そのあとのマイナスもしっかり判断しなければなりません。企業が目論んだ利益が追求でき中れば、あとは野となれ山となれでは、多大な負の財産を背負うのは地元住民だからです。