ささの子通信

温泉、人形遣い、ソフトバレー、育ジイ、B級グルメ?

明日は、ひとみ座乙女文楽

2018-05-02 | 人形遣い
明日はひとみ座乙女文楽公演へ。
結成50周年記念公演として、「二人三番叟」と「奥州安達原」袖萩祭文の段が演じられます。


安達原、大変です。
人形もたくさん出てきますし、11年前に安倍貞任として初めて主遣いを担当した思い出深い演目です。



人手不足で袖萩の左遣いも担当しました。

雪がしんしんと降る寒空の下、夫(貞任)と離れ離れになって娘のお君と共に物乞いをする身にまで落ちぶれ果て、心労が重なり盲目になってしまった袖萩が、三味線を弾きながら両親に自分の身の上を語り、娘のお君を「あなた方の孫です」と紹介。
しおれた祭文の節回しと素足で凍える親子のその哀れさに、思わずホロッとさせられるはず。

コメントを投稿