皆さんこんにちは!
今回も故事成語紹介やっていきますよー!
今回紹介する故事成語は「覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)」。
意味は「一旦離縁してしまった夫婦の仲は元に戻らないことのたとえ」、「一度失敗してしまったものは取り返しがつかないということ」。
由来となったのは一組の夫婦の話です。
周(しゅう)の呂尚(ろしょう)という人物は若いころ貧乏であるにもかかわらず、働かずに読書ばかりしていました。
彼の妻は、そんな呂尚に愛想をつかし、離婚することに。
時が経ち、呂尚は太公望(たいこうぼう)と呼ばれる程に大出世するようになると、離婚した元妻が復縁しようと言ってきました。
そこで彼はお盆の水をこぼして、「この水を元通りにできたなら、希望通り復縁に応じよう」と言いました。
当然、こぼれた水を元通りにはできませんので、復縁は出来なかったそうです。
以上が由来となっているんですが、、この故事、私は妻の方に少々同情してしまいました。
貧乏な時に旦那が働かずに本ばかり読んでたら、そりゃ愛想なんて無くなるに決まってます。
ただ、彼が出世してから復縁しよう言うところは、なんか勘繰ってしまいますね。
これが「彼は真面目に働いてくれるようになったのね!」という思いで復縁しようとしたのか、
「よっしゃ玉の輿になれるわ!」みたいな気持ちで復縁しようとしたのかは分かりませんが、
呂尚が被害者面しているようにも感じました。
元をただせば貴方が働かなかったのが原因なんだからね?
まぁあくまで故事の内容を見た限りの感想ですし、実際はどうだったのか分かりませんが、
とりあえず私が感じたこの「覆水盆に返らず」という言葉の印象はそんなかんじかなぁ・・・と。
ちょっとめちゃくちゃになってしまいましたが、今回はここまで!ではでは!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます