Sankoの遊び場

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故事成語「朝三暮四」

2016-03-01 09:21:48 | 故事成語

皆さんこんにちは!

三月が始まりましたね!

大半の受験生はもう進学先、就職先を決めて、あとは卒業式や卒業後の準備をする月でしょうか。

そんな月に故事成語の勉強をするのも・・・と思っている方、勉強はいつやっても無駄にはならないのでいいのです!

とりあえず今回も故事成語紹介行ってみましょう!

今回紹介するのは「朝三暮四(ちょうさんぼし)」

意味は「目先の違いにとらわれて、結果が同じであることに気付かないこと」、「上手いこと言って、人をだますこと」。

ちなみに中国では、考えがころころ変わり定まらないという意味でも、この言葉を使うそうです。

 

中国の春秋時代、宋(そう)の国に狙公(そこう)という猿好きの老人がおりました。

ある日、飼っている猿の数が増え、生活が苦しくなってしまったため、猿の餌であるトチの実(どんぐり)を減らそうと考えました。

彼は猿たちに「これからはトチの実を朝に三つ、夕方に四つやる」と言いましたが、猿たちは少ない、と怒り出しました。

そこで、「じゃあ、朝に四つ、夕方を三つやろう」と言い直したところ、猿たちは喜んで承知したそうです。

このことから、結果は同じなのに表面的な利害にとらわれることや、そのようにしてだますことを「朝三暮四」と言うようになったそうです。

 

悪徳なセールスなんかは、こういう手口を使っているんでしょうね。

今回の四コマみたいに、損をすると一発で分かるようなものではなく、さも得をしているような言い回しをして。

皆さんも何が自分の特になっているのかを見極め、言いくるめられないように注意してくださいね!

 

それでは今回はここまで!ではでは!


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