Sankoの遊び場

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故事成語「覆水盆に返らず」

2016-03-13 09:27:29 | 故事成語

皆さんこんにちは!

今回も故事成語紹介やっていきますよー!

今回紹介する故事成語は「覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)」

意味は「一旦離縁してしまった夫婦の仲は元に戻らないことのたとえ」、「一度失敗してしまったものは取り返しがつかないということ」。

由来となったのは一組の夫婦の話です。

 

周(しゅう)の呂尚(ろしょう)という人物は若いころ貧乏であるにもかかわらず、働かずに読書ばかりしていました。

彼の妻は、そんな呂尚に愛想をつかし、離婚することに。

時が経ち、呂尚は太公望(たいこうぼう)と呼ばれる程に大出世するようになると、離婚した元妻が復縁しようと言ってきました。

そこで彼はお盆の水をこぼして、「この水を元通りにできたなら、希望通り復縁に応じよう」と言いました。

当然、こぼれた水を元通りにはできませんので、復縁は出来なかったそうです。

 

以上が由来となっているんですが、、この故事、私は妻の方に少々同情してしまいました。

貧乏な時に旦那が働かずに本ばかり読んでたら、そりゃ愛想なんて無くなるに決まってます。

ただ、彼が出世してから復縁しよう言うところは、なんか勘繰ってしまいますね。

これが「彼は真面目に働いてくれるようになったのね!」という思いで復縁しようとしたのか、

「よっしゃ玉の輿になれるわ!」みたいな気持ちで復縁しようとしたのかは分かりませんが、

呂尚が被害者面しているようにも感じました。

元をただせば貴方が働かなかったのが原因なんだからね?

 

まぁあくまで故事の内容を見た限りの感想ですし、実際はどうだったのか分かりませんが、

とりあえず私が感じたこの「覆水盆に返らず」という言葉の印象はそんなかんじかなぁ・・・と。

 

ちょっとめちゃくちゃになってしまいましたが、今回はここまで!ではでは!


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