
皆さんこんにちは!
最近は暖かくなったと思っていましたが、私の地域ではまだ天気が安定しないようです。
この間はあったかかったからこれからは過ごしやすくなると思ったんですけど・・・
まだまだ暖房器具は出しておいた方がいいかもしれません。
それでは今回も故事成語紹介行ってみましょう!
今回紹介するのは「会稽の恥(かいけいのはじ)」。
意味は「他人から受けた屈辱的な恥の事」。
実はこの故事成語、以前紹介した「臥薪嘗胆」に縁のある言葉でして、
越(えつ)の国の王勾践(こうせん)が、呉(ご)の国との戦いに敗れ、会稽山(かいけいざん)にて降伏したことは紹介したと思いますが、
その時勾践が受けた屈辱的な恥が由来となっているのがこの「会稽の恥」なのだそうです。
勾践はこのあと呉の国の王夫差(ふさ)の部下となりながらも、夫差への恨みを忘れないために
部屋に苦い熊の胆(きも)を置いて、それを舐めて過ごしたのですが、
そうしてでも晴らしたいぐらい、彼にとっては屈辱だったんでしょう。
結果、勾践は見事夫差を打倒し、長年の会稽の恥を見事雪(すす)ぐことが出来たそうです。
このエピソードが、「会稽の恥」の由来となっているわけですが、
まさか1つの事柄から複数の故事成語が生まれているとは・・・!
私もまだ故事成語は勉強途中ですが、これからも過去に紹介したエピソードと被って紹介することもあるかもしれませんね。
それでは今回はここまで!ではでは!
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