おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・ 薄皮たい焼・ことぶき堂 in  神奈川県川崎市

2010年04月25日 | たい焼き


  JR 南武線平間駅があります。僕が訪れたのが夕方5時頃。駅は小さく、通勤時には乗り降りの人でいっぱい。駅前商店街は有るが、踏み切りのある通りの周辺に有るくらいです。その狭い空間の一角に、薄皮たい焼の幟が立っていました。
 平間駅の踏み切りの側を入ってすぐの所に、薄皮たい焼 ことぶき堂さんがあります。大きな窓ガラスの奥で若い女性が切盛りする、小さなスペースのたい焼き屋さんです。多分地元の人しか知らない場所ですが、お客さんがチラホラたい焼きを買いに来ていました。「薄皮たい焼」が定着した今、どこの店もそんなに代わり映えしないような気がします。その店のオリジナルを持っていない限り、長続きしないのが現実です。なんて評論家みたいな事を言ってみましたが、100円~150円で甘くておいしければ、お客さんは満足すると思います。

               
                         
 何かを期待して、ことぶき堂さんのたい焼きを買う事にしました。メニューを見ると、小倉あん・クリーム・ジャーマンポテトがありました。ふと大きなガラス窓の隅に、オリジナルと書かれた小倉あんと豆乳クリームたい焼きがあり、それを見た瞬間「これにしよう」と思いました。お値段が他のたい焼きより数十円高いけれど、どうせ食べるならオリジナリティがある物がいいですよね。あれれ、いつもは定番・定番と言っているのに、今日はオリジナリティがいいなんて、なんか信憑性にかけると思われるでしょう。でもその店の前に立ち、この店の一番おいしい物を食べたいと思った時、メニューの中から直感で選ぼうとすると、事前想定は無用なのです。ある程度の括りで、老舗は定番の物。新しい店は斬新な物を選ぶ傾向があります。
 おっと、前置きが長くなりました。では小倉あんと豆乳クリームたい焼きのお味ですが、薄皮のパリッとした食感の中に、小倉あんの重みのある甘さと、豆乳クリームの滑らかな甘さが一緒になり、うん!これは美味い!の一言です。小倉あんの量が多くてもダメだし、豆乳クリームの量が多くてもダメだし、両方とも丁度いいバランスで薄皮の中に収まっています。味もいいけれど、この舌触りの心地いい事といったら、数十円多く払った以上の価値はあります。
 このたい焼きの形はシンプルですが、また食べたいと思わせる味です。

 



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