暦の上では立冬。紅葉の見所もだんだん南下し、山々も冬支度をむかえてます。秋になると山々がこのような物を届けてくれます。
つい最近群馬県を訪れた時の事です。群馬県渋川市を縦に国道17号線が通っていて、その道沿いに道の駅・こもちが有ります。そんなに広いスペースではありませんが、多くの車が立ち寄ってはのんびりとした時間を過ごしてます。ここでは道の駅ならではの、地元で取れた野菜や手作り品が売られてました。その中で見つけたのが、幻の寿司・山菜寿司です。それを目にした時、興味は持ったものの、一瞬躊躇してしまいました。だって-、まったく想像できない物ですから・・・。ただちょうどお昼時だった事と、これ1パックしかなかった為、頭で考えるよりまず行動。ついに未知の物を買ってしまいました。
そんな事を言ってしまったら、折角作ってくれた人に失礼です。ありがたくいただきたいとたいと思います。パックの中に6個のお寿司が並んでます。手前から、あけび・ななかまどの実・しその実・しいたけ・みょうが・たんぽぽの花味噌の順。この中で、しいたけ・みょうがの味は分かりますが、後の4個は味の想像がつきません?特にあけび・ななかまどの実は・・・? まずはあけびから食べました。うー?味がよく分からない・・・。食感はやわらかい。次にななかまどの実です。見た目なんかかわいい。で食べてみると、あら-!苦いぃぃぃ!続いてしその実はというと、あぁ・・・薄味ですがしそですね。よーし、しいたけだ。丸い小さなしいたけの食感はグッド。でも味は何処へ。次のみょうがは大丈夫と信じ、一口パクリ。みょうがの風味は若干しますが、やはり薄味。最後はたんぽぽの花味噌です。あっ!こらは美味いかも。薄味ですが、味噌の味がよく分かります。
全体的に、淡白と言うよりほとんど薄味です。味覚を味わうのでなく、上州の山々で育った自然食を視覚で味わう物と感じました。確かにこの地でしか食べられないお寿司ですね。
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