たい焼きを探しに、千葉県いすみ市に来ました。
いすみ市は千葉県の東に位置する、太平洋に面した町です。わかりやすく説明すると、九十九里海岸の一番南端にある、太東岬あたりがいすみ市になります。(余計にわかりにくい~かな)
よく耳にするのが、大原駅と上総中野駅を結ぶいすみ鉄道ですね。これから春にかけて、菜の花と桜に囲まれた電車の写真が有名です。
さて今回のたい焼き屋さんは、このいすみ市にあります。ただしいすみ市は広く、いすみ鉄道やJR線の駅を使って行くには、ちょっと難しい場所にあります。
地図上のJR太東駅といすみ鉄道の上総中川駅を直線で引いた時、その線上の真ん中からJR太東駅よりに、岬病院があります。いままでと違った所在地説明ですが、この岬病院がポイントになります。
岬病院入り口の前の道を、500mくらい北に進むと、右側に小さいプレハブが現れます。その側面に「名物 たいやき」の黄色い暖簾が飾られていますが、ゆっくり進まないと見過ごしてしまいます。
ここが今回のたい焼き屋さんです。こちらのお店の名前ですが、何処にも掲げられていません? 外見からは、人の気配が見受けられませんが、「営業中」の幟が立っている事が唯一の希望です。
駐車スペースに車を入れ、恐る恐る建物に近づくと、こちら側には「たこやき」の幟がありました。う~?たこ焼きとたい焼きを一緒に売っているお店がありますが、こちらもそんな感じです。
建物の窓の下に,文字が書かれた青いボード?がありました。そこにたこ焼きとたい焼きのメニューがあり、右上に所に「こうちゃん」と書かれていました。お店の名前は、こうちゃん!
僕の気配を感じたのか、突然お店の窓が開き、年配の女性の方が顔を出しました。こうちゃんって、てっきり男性の方と思っていましたが、意表を突かれてちょっとびっくりした瞬間でした。それとは反対に、お店の方がいてくれて、なんだかほっとしました。
早速たい焼きを注文しますが、僕はいつものように定番の小倉にしました。たい焼きができるまでメニューを見ていると、定番の小倉とクリームの他に、ハーフ&ハーフ(小倉とクリーム)・チョコクリーム・レーズンクリームがあり、こちらは注文してから焼くようです。
すると注文してすぐに、小袋に入れられたたい焼きを渡していただきました。メニューを見ていて、レーズンクリームたい焼きが気になり、これも注文しようとお店の方にお願いすると、20分くらい時間がかかるようで、今回は断念しました。
車に戻り、こうちゃんのたい焼きを食べました。紙袋からたい焼きの頭を出し、がぶりと食べました。やわらかい生地の中に、ほどよい甘さの小倉あんが入っています。連式のたい焼きですが、小倉あんがたっぷり。食べ終える頃には、口の中に甘さが残りますが、でもそんなに甘ったるくはないですね。やわらかい生地に、ぴったりの甘さでおいしいです。
最後に、お店の所に椅子が置かれていて、僕が行った時に猫がお昼寝していました。人慣れというかお客さん慣れしていて、軽く頭をなでると、寝顔をこちらに向けてくれました。
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