夏バージョンの「久助さんここに立つ~日高開拓者の足跡たどる」今年度の第一回モニターツアーのガイド(一部)を担当しました。
最初に事務局の高橋さんが、エコウォークについて説明
今日、案内した町民ガイドさん
案内した一部を紹介します。
左の写真は龍剣不動明王(通称お不動さん)の説明しているところです。
<龍剣不動明王>
開拓当初、千栄地区「岩石」と呼ばれ岩が露出している場所が頻繁な地滑りや落石などで、人や馬が亡くなる事故が多く長い間大変な難所でした。
大正時代に入ってようやく岩石道路の道筋が作られ、人々は通行の安全を祈って、災いに立ち向かい人々を助けてくれる龍剣不動明王(お不動さん)をこの辺りの岩壁に出来た洞窟に祀っていました。 現在は移設されていますが、像は立派でしっかりしています。
右の写真は目曲久助さんの住宅跡地です。
<目曲久助さん>
久助さんは明治26年、郷里の岩手県から北海道の鈴木農場へやってきて、小作やそまふ(木こり)で生計を立てていました。日露戦争時代、銃床材に使うくるみの木の刈り出しにこの地域に入ったそまふの一人が久助さんでした(明治38年)。
戦争が終わって、そまふたちが散りじりに去っていく中、この地に久助さんが一人残ったのが、日高開拓の始まりでした。
15日の仮装盆踊りに出れそうなスタイルで案内しましたよ。 久助のお面をかぶっている高柳さん、久助さんに似ていてお面は必要ないなどと冷かされていました。 本当に似ているんですよ。