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オイルの劣化について

2016-09-13 06:47:21 | 
各メーカー、各エンジンに寄って、劣化のスピード・劣化の進み方は、千差万別です。


同じエンジンでも癖がありますので必ず同じ劣化の仕方をすると言う事はありません。



我が家の車も2リッターと1.5リッターの車を保有していますが、オイル劣化は全然違います。


ノア(2リッター)のエンジンは、直噴エンジン。
ススが多く出ることが特徴的な直噴エンジン。
ディーゼルエンジンのように、エンジンオイルがすぐに真っ黒になってしまいます。



ガソリンスタンドやカーショップなのでのオイル点検では、真っ黒いことを理由に交換を勧められます。
しかしただ黒いだけでオイル交換をする必要はありません。


この点については各自動車メーカ同じ見解をホームページや雑誌等で発表しています。


オイルの最大の目的であるエンジン保護の観点から考えると、必要な粘度を保てているか?
エンジンオイルの成分検査を行うない限り、人間の五感を使って判断するしかありません。
それはオイル交換した直後のオイルを触ってみたり(オイルレベルゲージから手で触れるものになります)、匂いを嗅いでみたりすることで劣化具合を判断できます。


ただしエンジンを切った直後はエンジンオイルは非常に熱いので、やけどには注意してください。


粘度については、硬すぎても柔らかすぎてもだめ。
硬くなっていれば、エンジンのピストンとエンジンブロックの間に、オイルがちゃんと循環しなくなりエンジンに良くない状態なります。
逆に柔らかすぎても、エンジンのピストンとエンジンブロックの間をすり抜けてしまい、オイル消費になったり潤滑剤の役目を果たさなくなります。


週1回はエンジンオイルの点検をすると、この変化に気づくと思います。




次に匂いですが、これも新品の時のオイルの匂いと劣化したオイルの匂いにかなり違いがあります。

劣化してきたオイルは少し酸っぱい匂いがします。
特にチョイノリやアイドリングが多い車では、顕著に現れます。
推測するに燃料が溶け込んでしまったことにより劣化を早めていると推測します。



オイルの劣化を見るときにあまり見た目の色に左右される必要はありません。


ディーゼルオイルについては、交換してすぐに真っ黒になってしまいます💦


萌え残りカスのススですが、オイルの劣化に大きな影響はありません。


メーカーの指定交換サイクルには、標準サイクルとシビアコンディションサイクルがあります。


私の経験上標準サイクルで運転している方はかなり少ないと思います。




私の車のメンテナンスノートに書いてあるシビアコンディションの内容です。


車の使い方の割合で、各項目30%から50%当てはまればシビアコンディションです。


大体どれかに当てはまると思います。



メーカー指定の交換サイクルを守る上でシビアコンディションのことも頭に入れておいてください。
大体の乗車メーカーは、オイル交換時期についてシビアコンディションの場合、標準コンディションの半分で交換するように推奨しています。


なかなかできないと思いますが意識的にエンジンルームを開け点検するようにしましょう。



道路交通法では、毎回車を運転する前の始業前点検は法律定められています💦




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