(仮) …でも多分ずっと

でもまあなんだ、残しておきたいと思う出来事もあるからね。

カフェラテ…ックス。

2012-12-15 22:57:00 | 自転車

 チューブレスタイヤのエア漏れ対策に、購入してみました。

 カフェラテックスというシーラントと、インジェクターです。

 今まではこうした物は使わないに超した事は無いと思っていたのですが、よく考えたら使うメリットも大きいので試してみる事にした次第。

 

 そもそもエア漏れ対策といっても、特に異常な漏れ方をしているわけではなく、前輪側のタイヤだけ若干漏れる量が多いような気がする程度なんですがね。

 漏れの量としては、後輪側は7barまで入れて24時間で0.3弱~0.5弱、前輪側はほぼその倍くらいの漏れ方で0.6弱~0.9弱といった所。結構ばらつきます。

 ばらつきがある理由は実はよくわからなくて、温度変化か気圧変化か、測定誤差なのか…まぁ、なんにしろチューブ入りのタイヤよりも漏れる量は多いですね。

 その分頻繁に空気を足す必要があるわけです。

 

 最初はどっちも0.6bar程度のエア漏れだった物が、後輪側は何度か脱着やり直して改善したんですが、前輪側は変化無し、前後入れ替えも試してみましたが、やっぱり漏れ量の多いタイヤは多いので、ホイール他の要因ではなく、タイヤの個体差で間違いないようです。

 前に販売店経由で、メーカーに問い合わせて貰った話では、正常品の空気漏れ量は5%/日以内、但し環境等の要因で結構誤差は出るとの事でした。

 そういうことなら後輪側はばらつきはあるものの規定値内の雰囲気、前輪側は外れているという事になりますね。 

 後、メーカーの話として参考になったのは、正しい手順で行う限りはタイヤの脱着でビードを痛めて段々空気漏れの量が増える、というような事は考えなくて良いそう。

 事実、メーカーでは数十回脱着を繰り返したりもするそうで、それでも漏れ量自体は変わらないんだとか。

 で、メーカーからは納得いくまで脱着繰り返して様子見てください、的な事を言われてそれこそ前輪側はかれこれ20回以上は脱着繰り返していると思いますが、結局良くも悪くもならず、やっぱり個体差か…で今は納得しています。

 

 という事で、ま、なんにせよ実用上問題とは思っていなかったのですがね…。

 ただ、少なくとも2日にいっぺんは空気足しているので、そのサイクルをもっと伸ばせたらなぁ…とは常々思っていました。

 冬の間もほぼ毎日ローラーで使うからね、少しでもものぐさしたい訳でして。

 で、それには、シーラント剤を少量入れておけば良いんだよと言う情報が。

 シーラントと言えば本来はパンクを防ぐ、治す目的の物ですが、そういやパンクも実際に体験したしねぇ…。

 取り敢えずはまぁ、パッチで補修は簡単にできたけど弊害もあって、ローラーで使うとパッチのところがローラーに当たる音が出てしまう。

 騒音もまぁ、実用上の問題ではないけれど、パッチ貼るような事態にならなければ騒音も出ない筈だしなぁ。

 というような事で、シーラントは持っていても良いかなぁ…とは前から思っていたのですが、懸念はホイールリムのアルミ材への攻撃性、腐食の問題があるらしいと言う話。

 それで二の足を踏んでいたのですが、WH-6700はアルマイト処理されているし、尿素を使っていない物であれば攻撃性も低いという話もあり、カフェラテックスとかユッチンソンのものとかは比較的安心では!?という情報もあり。

 そうやって調べていくうちに、試してみても良さそうだなぁ…という結論に至ったと。

 ま、購入の最大の理由は、結局ものぐさしたいという事なんですけどね。

 

 さて実際の使い勝手などですが、取り敢えず使用に際して特に問題や難しい点などもなく、注意としては本番前にちゃんとインジェクターで圧送できるかどうか(入るかどうか)空気を押し込んでみて確認しておいた方が良いだろうという事と、使用後はインジェクターを良く水洗いしておく事くらいかな。詰まらせたりしない為に。

 後思いつくのはタイヤ側、バルブの位置というか向きというか、インジェクターを外すときにバルブが下側にあると、せっかく入れたシーラントを吹く可能性があるのでそこだけ注意かな。

 作業手順としては、ピストンを抜いたインジェクターとホースをバルブに繋いでおいて、そこにシーラントを必要量注ぎ入れ、ピストンでゆっくり押し込むだけ。

 実際やってみた限り、特に気になるような事もなくスムーズに作業は進みました。

 

 というわけで取り敢えず試しに各10ccほど入れて様子見ている所。

 規定量の1/3ですが、どうせ冬の間は表走れないからパンク予防の必要は無いので、空気漏れの軽減になれば良いんでね。

 それにリムに対する攻撃性を懸念するなら、使用量は少ない方が良いわけだし。

 効果が認められなくても、そのときは規定量まで増やしてやれば、本来の「パンク予防。」目的は果たせますから無駄になる事はないですしね。

 さてどうなりますか。


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