歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

コントラスト

2011年06月30日 | 徒然 -tzure-zure-
北海道から帰ってきたら、

アガパンサスが咲いて 待っていました。



2年前に、友達の庭からもらってきた株。
自分ちの庭(というか厳密に言うと大家さんの庭)に勝手に植えておいてたもの。

小さく株分けしたので、去年は咲かず。

今年初めて、やっと、咲きました。



絶妙な色です。

透き通るような淡い青と淡い白の、間(あわい)の色。
透明に溶け合うグラデーション。


木陰の色に紛れず、ぽつんと、浮かび上がるように。


朝の出掛け、涼しげに。静かに。
青白い花に見送られて、
青白い涼しげな心地で、一日の始まり。


宵闇の暮れに 帰って来たら、

幽霊のように ぼや~ん..と 薄闇に浮かび上がって居た。

どちらも似合う。
どちらの様もまた、幻想のようです。







梅雨中とは思えない、雨の少ない灼熱の日々。




クライアントのお庭には、ルドベキアが咲いていました。

やさしい香りがします。

ひまわりのせいか、黄色はやっぱり、夏の色!という印象。

明るい光りの色!



これも夏の色!


昨夜、大家さんから茹でたてのトウモロコシをもらったりしました。


一方ではアガパンサスが、蒼白く涼しげに。

一方ではトウモロコシやルドベキアが、黄色く朗らかに。


対照的な色。どちらも夏らしさを感じる、自然な色。







旅の後の、
なんとなく少し、目の色が洗われて、心持が軽くなった気がする日常を、
こつこつと、過ごしています。

すでにけっこう暑いけど、いやいや夏の暑さはまだまだこんなもんじゃないはず、と思いつつ。
なるべく無駄に動いて熱を放散しすぎないように、静かに静かに抑えつつ。


そうして
6月も、さらさらと過ぎてゆきます。

つまり、
今年も半分、終わり。


早い!



今朝、蛇に遭いました。
1.5メートルはあったかと。


しゃらしゃらと 逃げてゆきました。






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