歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

豊作ダイジェスト

2014年11月05日 | 徒然 -tzure-zure-
あっ
というまに 11月になってしまいまして。

なんとなく夏に秋風が混じって来たかな、と思ってたら



もう寒くて。



マユミも。
ピンクに染まったものから、はや、散って居ります。


かれこれ、
ものすごいボリュームの仕事に追われていたのと、
ものすごい特筆事項満載すぎの充実しすぎた日々を過ごしてましたら、
まあ、
こんなにすっかり間が空いてしまいまして。

あの



目映い9月の宮古島の旅、もうはるか2ヶ月くらい前のことになってました。




楽しい思い出は余韻をたっぷり残しながらも、駆け足で。

こどもたちと楽しく遊んだ日。



意外に そんな昔のことにも感じないのが、かえって不思議。
特別に色が濃くて、鮮明な思い出だからかな。






宮古島以降の重大トピック、その1。

マイガッデス:Coccoさんの初主演舞台の再演を、観に行きました。
@池袋サンシャイン劇場。


「ジルゼの事情」。

ちなみに初演は、今年の2月でした。

そのときは、大阪の大千秋楽だけチケットが取れたので、はるばる行って、
小っちゃな劇場の、前から2列目で、超至近距離で、
超目前で、往年の姿を彷彿とさせる新曲を歌うガッデスに、呼吸停止+まばたき忘却+滂沱+嗚咽の4点セットの、超興奮の2月だったのでした。

これ、自分的には第一級的最重要事項だったのに、すっかり書きそびれてしまって、、、。


、、って、


あら、いきなり脱線!宮古島旅以前のトピックにさかのぼりすぎちゃった;
でも、その初演時の興奮を経てこその、再演の歓喜なので、これはスルー出来ませんから。

初演であんだけぼうぼう泣いたけど、
再演でもまたもや、滂沱+嗚咽でした。




重大トピック、その2。


マイガッデス・Coccoの主演舞台の再演を観に行きました。

え?

もう書いてるって?
はたまたデジャヴかって?

いえいえ、これ、「もう一回」観に行った、ということです。
今度は、はるばる神戸へ。



前回(2月)同様、夜行バスで、日帰り往復の強行スケジュール。
正しい社畜らしく、ちゃんと日曜日に。

‘せっかく行くんだから’
って、予定をフルにぎゅーぎゅー詰めにせずにいられないのが性分のようで、
早朝、神戸に着くや、直ちに現地在住の友人と落ち合い、

老舗のカフェ「にしむら珈琲(三宮店)」でモーニング。



から、

三宮から一番近い温泉へ(友人調べ)。



阪急だか阪神だか、どっちがどっちだったか忘れちゃった関西の電車と、なんとか線とかなんちゃら線とかいう、さらにまったく馴染みの無いローカルの鉄道線を乗り継いで、




山の方へ。



金木犀の香り満ちる、山の上の住宅街を、てくてく散歩しながら。



で、朝の山の美しい空気の下、竹に包まれた露天風呂で、のんびり洗い清め、

そうこうしてたら、ギリギリか!?って慌てたけど、なんとかちゃんと間に合いそうだね、と、

劇場前の豆腐系バイキングで、ランチを。開演前に、しっかり腹ごしらえ。



いや〜、余裕で間に合った〜。



劇場に入る前に、余裕の記念撮影なんぞに興じたりして。

「あ、ここならスポットライトが当たるし、Coccoのポスターと一緒に撮れるね〜」って、バレエのポーズを決めたりして、キャッキャ。



しばし興じたあと、ここで友人と「じゃあまた後でね〜」と別れ、
いざ入場。


係員「早くこちらへ!」

と、導かれる、閉ざされた扉。

、、あれ?

「携帯をお切り下さいましたか?」

え?もう今ここで?はあ、

、あれ?


、、もしかして?


私「もしかして、、もう始まってます・・?」


係員「ええ、もう、45分ほど」

「!!!!!!」

我、絶句。

開演時間を 1時間 勘違いしていたのでした

入ったら真っ暗で舞台だけ明るくてCoccoさんたちが喋ってて、ほんとにもう半分くらい過ぎてるし〜!

っていうショッキングな顛末のために、感情没入がやっぱり足りず、終盤の号泣必至のCocco歌唱シーンではもう、仕方ないから思い出補正とか自己催眠とかなんやかんや総出でむりやり涙を絞り出した次第。

、、という、まさかの中途半端な終幕を経て、

大急ぎで京都在住の元高円寺民の面白友人宅へ向かい(新快速)、
先ほど劇場前にて別れたばかりの神戸在住友人とも合流し、



どたばたと、わけあり着物をタダでもらえる市に駆け込み、



羽織をゲットし、

ドタバタと友人宅へ戻って、



生まれたての赤ちゃんに謁見し、
大笑いのディナーを楽しみ、

ドタバタと、深夜京都駅前発の夜行バスで、帰京。

という、濃密な1日がありました。



それから、とにかく仕事がギュウギュウの中、

かつての職場である‘森’に だいぶ久しぶりに訪れ、



友人が主催するイベントに参加しました。



かつて愛した森は、
相変わらず、気持ちの良い場所でした。





そして、

10月、



金木犀は雨に散り、



美しい友人がついに結婚し、



マイガッデスCoccoさんが4年強ぶりにニューアルバムを出したので、大いに歓喜し、



仕事場から月蝕を眺めたりしていると、



金木犀の2回目が咲き、(金木犀は二度花が咲く)



弊社の天使部長が4歳になり、

そしてまた、
じわじわ工事が始まって行く現場に追われながら、
なぜかどんどん舞い込んで来る依頼をこつこつこなすのでてんやわんやになり、



ってしているうちに、

一番最新の、一大事。

先日の11/3(祝)、バレエの発表会がありまして。



演目は、



シンデレラ。

レッスンを始めてからかれこれ、、、、数年。
ついに、初舞台を踏みまして。

自分の役は、
シンデレラに出て来る、
「いじわる姉さんにダンスを教えるダンス教師」

という、

「え?そんな人、いたっけ?」

という、いわゆるバレエ用のちょい役で。
出番は3分間だけ。

よりにもよって、本番迫る頃に仕事が異常に忙しくなっちゃって、練習もあんまり出来ない中、

本番は あっという間、
ほんとに一瞬で、終わってしまいました。



初舞台。



初タイツ。初メイク。

何年もやってんのに相変わらず下手くそながら、出来る子たちにまぎれて、良い経験させて頂きました。
未だ生々しく、余韻を引きずっているところです。




さて、
そんなこんなで、強引な駆け足ダイジェストで、空白の期間を辿ってみました。
そんなこんなで、色々あったんです。

これから、いざ、年末!
なにげに2014年ももう2ヶ月切ってますので(え〜!!)

これから年内になんとか果たしたい目標(抱負)は、

『すっかり終わったもののようになっている イギリス旅日記(=しかも去年の夏の)を完結させること』

これです。


次回以降。またこつこつと、頑張りたいと思います。


締めに、おまけ。



宮古島で初めて出くわした、ヤシガニ。
でかい。そして、綺麗。

貝殻持ち上げたら、



すぽっと抜けて、逃げてった。


夏も秋も、あっという間。ましてや春なんて、もう、、、ろくに思い出せもしない。






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1 Comments

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おもしろすぎるyo (ひろみ)
2014-11-13 22:23:50
野口君、
バレエの教師役、面白過ぎ!
よくあるピタピタタイツじゃなくて安心したよ。
こんど踊ってね。
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