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歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

「秋田森のテラス」旅・4:滝とカフェ

2009年08月05日 | 旅録 -travelogue-
ひと月経ってしまいました。

7月4・5の一泊二日:初夏の「秋田 森のテラス」への旅。
レポート、第4章です。

 

  
  第1章>>
  第2章>>
  第3章>>森と湯と蛍
  まとめてぜんぶ見る場合はこちら→カテゴリー「旅録 -travelogue-」より
  (5月中旬の、引っ越しの際のセンチメンタルな旅録もくっついてます。)


さて今回は、「滝」編。

ホタルを見た夜から 一夜明けて

ひとしきり のんびりタイムを過ごしてから、
「森のテラス」を しぶしぶ後にしました。

それから立ち寄ったのが、滝。




森のテラスから歩いていけるところに、
「阿仁川(あにがわ)」という川があります。

それを越えて もうちょっと行くと、
滝があります。

「四十八ノ滝(しじゅうはちのたき)」という滝。


薄暗く、冷ややかな空気の、杉の木立の中。


 

神社の杜の、奥にあります。

 (※)

聖域特有の、時間が止まったような空気。

その奥に。

 (※)

滝を目撃するや、俄然上がるテンション。


 

みんな 一目散に 岩を越えて

 



 

真下の滝壺に 足を浸して、

ほおお~、と、

見上げます。

 

こういうとき、言葉は出ない。

 (※)

こういうとき、言葉は要らないんでしょうね。


 

光を散らす。

あふれる水の飛沫の粒子が、光を散らす。

なにかが解き放たれていく気がして

 

笑みだけが こぼれる。



 


自然とこぼれるんですね。

なんでもない、笑みが。

 (※)


 *


しばしの放心・マイナスイオンタイム。

 
 

その滝の大きさや 凄さや、

そこに立っているときに包まれている キラキラした水と光の粒子の

清らかな感覚は、


言葉には、表現しにくい。

無理に表現しなくてもいいかな。


とにかく、なぜだか まっさらな気持ちになれるのが、
「滝」なのです。

 


しかも、大変な山奥とかじゃなくて、簡単に行けてしまうところにあって。


「こんな滝が すぐそばにあったら、、、」


そんな、
願いはしても到底叶いそうもない夢が、
秋田では、叶っちゃっていたんですね、、。吃驚。




それでは



ここも しぶしぶ名残惜しみつつ

帰路へ、参りましょう。

東京まで10時間、走らなければ。



“シシ神さま”になった デカチワワも、


ぐったり おやすみモード。





その前に 立ち寄るところが もう一つ。



秋田市の「FULIO CAFE」さんです。
お犬も入れる、素敵カフェ。
秋田市では唯一無二の、馴染みのカフェ。お世話になりっぱなしです。


さらに森テラを通じて知り合った「秋田美人」をお呼びたてして、

にぎにぎしく。

ここで、昼下がりのランチ。がっつかせていただきました。

(※)
鍋焼きカレー。
これを ただ一人注文したMさんの、
勝ち誇った戦士の ほくそ笑み
 ↓
 


自分は日替わり定食を頼みました。

しかし、、こういうときって、大概お腹すかせていっぱいいっぱいなので、
写真を撮り忘れ。運良く撮ってても、どーしようもないものだったり。

というわけで、蔵出し。

 
フリオさんの定食は、例えばこんな、豪勢なプレートなのです。
ちなみにこれは、5月に秋田から引っ越す折、送別会をやって下さったときの。
いわゆる「最後の晩餐」です。多めにゴージャスに、盛ってくれました。その節はほんとうに、有り難う。



食べるときは本気なので、うっとりしつつ、黙々。


当然 デザートも頼むでしょ。
 

贅沢な「デザートプレート」を、山分け。


ほんとに美味しくて、素敵なメニュー。


まったりというか、やんややんやと、談笑。
お騒がせしました。。

そして

美店長:フリオさんが
「うちで採れたの、よかったら」とサービスしてくれた
ブルーベリー。添えたミントが心憎い!



ごちそうさまでした。いつもいつも、ありがとう。




そんなこんなで、最大限楽しんだ秋田旅。





さらに「錦秋湖サービスエリア」で温泉にも入って、
スッキリさっぱり。完璧な状態。



願わくば、
少なくとも3日~1週間弱くらい居ると、ちょうど良いくらい。
そんな スローライフな旅プランがおすすめな、秋田の森への旅。

というのも、
「何もしないで、のんびりする」というのが、
この場所で出来る、都会では出来ない、特別な“醍醐味”だからです。

まあそれは、現実的には、難しいのだけど。

でも、
一日だけでもいい 思い切って飛び込んじゃうと、

環境のちから・場所のちから というのだろうか、、からだも脳もちゃんと
スイッチが入るみたいで、

気づいたら
すごーく リラックスできたのでした。

ゆる~くなって、でも、スッキリなって。



、、というわけで、

 終了です!!ありがとうございました!!


註:(※)印の写真は by canawayさんでした。


* * * * * * * * * * *

 <エピローグ>


移動往復20時間・一泊二日
という強行スケジュールなのに、

森めぐり、温泉(×2)、ホタル見、BBQ、晴れ+曇+雨、滝、カフェ、
さらに「のんびりタイム」も盛り込んで、

結果
かなりのボリュームを、やり遂げたのでした。

、、一泊二日でも、いけますね。
無理矢理になるけど、なんとか。


妊婦さんも居て、
犬も居て、
ヘルニア持ちさんや ぎっくり腰さんも居て、
だいじょうぶかな、、と 不安になる要素もあり、

ETC云々関連で失敗したり(多くは語るまい)したけど、

無事 事故もなく。


心残りなことは 掘り下げるほどに尽きないけれど
それは、旅の常なる宿命。


旅はこれにて、無事完了。


お疲れ様でした。



楽しかったです。なにより、自分がとっても、楽しんでしまいました。
そして、嬉しかった。


旅を実現させてくれた同行者の皆様も、
このレポートを楽しみに読んで下さった方も、

どうも ありがとう。

 





今回「お客」として初めて行ってみて、想った。

いいとこだなあ、ここ。

って。



また、行きます。


今度はのんびりね。


良かったら、遊びに行ってみて下さい。






ここで終わると思いきや。

番外編として
次回:「花」編をお送り致します。

だって、この旅でなにより感動したポイントのひとつが、花だったので。

だって、
予想外に、満開だったのです、、、手塩にかけた花たちが、、!




というわけで

良かったら、お付き合い下さいな。


もちろん、
現実の時間も 着々と進んでいるので、
次回の森レポートは、いつになるやら。。。

期待しないで、お待ち下さい。


 * *




  *  


「秋田森のテラス」旅・3:森と湯と蛍

2009年07月22日 | 旅録 -travelogue-
秋田森のテラスの旅、第三章。

いざ

森の中へ。

 *

「勝手知ったる」かのごとく



なんら迷うこと無く 道なき道を 突き進む

でかチワワ。

本能のチカラか

誰よりも先に 分け入って行く



自分より先に立ってぐんぐん この森を進んで行けるやつぁ
そうそう居ないぞ、凄いな、チワワ。


人間とは別のモノを感知しているという、犬の本能。
自然の中で目覚める、アニマルの本能たるものの 凄さ。



鬱蒼と茂って
「ジュラシック・パーク」と化した 森の中。

かいくぐってゆくと



「森のテラス」が現れます。




ヨガ教室や 舞踏のステージ 三味線と箏のコンサート

いろんな舞台になった テラス。




杉の ひたむきに真っ直ぐ伸びる木立に
すっぽり包まれる 静けさ。


他所ではなかなか体験出来ない
静けさ。



本能がうずくのか

先を急ぐ ジュラシック・チワワ。



森の中の池に

ボチャリング。やっぱり水が好き。


杉の森。

下にはシダ。そして



ミズバショウ。

  水芭蕉

   Lysichiton camtschatcense
   サトイモ科ミズバショウ属  日本原種
   英名:Asian skunk cabbage(アジアのスカンクのキャベツ)

  葉っぱをちぎるとスカンクのおならのようなイヤなにおいがする というので
  そんな名前が付けられた、日本原種の多年草。湿原といえば、これ。
  キャベツどころでない、どでかい葉っぱ。



ミズバショウの森を抜け

山道を登って行くと
  


「ナラの広場」に到着。

86歳の老紳士が一人で作り上げた「雨宿り小屋」や「ベンチ」があります。


   (雨宿り小屋 photo by baboo )

ここでは
杉の黒々しさが 途切れて、

一転、明るめ。
ミズナラを中心に モミジやホオノキなどの雑木(落葉広葉樹)たちが
空間を包んでいます。

落葉もたくさん。ひこばえも たくさん。


この「ナラの広場」までが、
30分の ”かんたん散策コース”。

ここから更に ぐる~っと山の嶺をめぐる、長ーい「雑木林のさんぽみち」が
続きます。

が、

ここで下山。






そして
もうひとつのテラス、


「谷のテラス」。  ( photo by baboo )


もともと棚田だった、水うるおう谷の すそに、
あります。

日の沈む谷。棚田の谷。

この谷こそ、
ホタルの湧く谷。


この夜 待ち受ける 最大のイベントにして
この強行突破ツアーの、主目的の要:

「ホタルを見る」。


その舞台が、ここなのです。



たくさん現れるかな。



と いう期待をよそに

夕立が。本気の土砂降りが。

;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;

不安が じわじわ。。。



されど 旅は段取りよく進めましょう。

レッツ・温泉へ ゴー!



いつも行きたい「杣(そま)温泉」。
山奥深くの秘湯。

源泉掛け流しの、あふれるがままの、
とっても良い、熱いお湯。なのに400円。

とっても山奥深くにある秘湯。でも、
森テラから車で 15分で行けます。


露天風呂。(混浴)

内湯と離れて 外にあるので、

内湯に浸かった後に、いちいちまた服着たりするの、面倒!
と、
タオルをザックリ巻いて 飛び出す&駆け込む人も、ちらり居られます。



杣温泉の帰り道は

雨がやんで


      ( photo by baboo )


白く霧立つ 山並みに

黄昏の まぶしく光る



夕暮れ時。



    (photo by canaway )

火照ったからだに

雨上がりに立ち上る霧の白 そのもののような
さっぱり清水で洗い流されたような きれいな
新しい風を、



黄昏の光と一緒に、たっぷり浴びて。


おあつらえ向きに、雨も止んだ。

いよいよ
ホタルへの期待が高まります。



そんな まっさらな爽快感を
いっぺんに覆す:

バーベキューの煙の、いぶり。


     (photo by baboo)

八郎潟から馳せ参じた不思議ダンサー:fukiさんも加わって、

あっという間に いぶされちゃう。

でも、良い。


キャンドルと炎だけの、真っ暗な夜。


     (photo by baboo)

ぜいたくな夜。




と、

あやうく忘れるとこだった

この旅のメイン:ホタル。


外に出てみると


     (photo by baboo)


居た!


ちらっ.  ほら..  。


あ ちら から. 


   ちら, ほら. .. .

. . . . .

    こ  ちら. から,  



   ちら. . .  ほら, . ..


 . .. . . .


. . . .

 ふわ ふわ。


するりと すりぬけて

闇に消えた。





残念ながら、あの土砂降りのせいか、時季がちょっとずれちゃったのか、
去年ほどに溢れ返る様は見られなかったけど、

だだっぴろい、そこはかとなく怖い夜の庭を

月明かりだけを頼りに

ホタルの小さな小さな点を 求めて 追いかけて

おそるおそる駆け巡るのも、
面白いものでした。


* * *

旅は まだまだ続きます!

次回は



「滝」です!


第4章:滝とカフェ






「秋田森のテラス」旅・2:巡

2009年07月16日 | 旅録 -travelogue-
「秋田 森のテラス」への旅(7月4+5日)の
レポート、第二章。




お待たせしました。はじまり はじまり。



玄関の、「ダリア畑」。にんじんとか、野菜も植わっています。

ダリアの本体よりも、
支柱の ”ずらり!”っぷりに、圧倒されました。
地元おばあちゃんたち作業員(71歳)の努力の賜物。




「苗代(なわしろ)」です。
つまりは、水たまり状態の 田んぼ。

これに 誰よりも喜んだのが



でかい“チワワ”(11歳)。




普段 都会生活で抑圧されているものや、
行きの車の10時間拘束が 吹っ切れたのか



水に反応する本能的な何かが はじけ飛んじゃったのか

とっても はしゃいじゃって、
ドロドロになりながら、田んぼの中を ぐるぐる。

「水牛だ!」「水牛になった!」と言われながら。

全然上がろうとしないのでした。






お次は、花畑です。

植わっているのは、「宿根草」。
年を追うごとに どんどん増えてゆく、園芸品種の花たちです。


「はじめの花畑/四季ガーデン(仮称)」



「なかの花畑/三段ガーデン(仮称)」





「おくの花畑/七色ガーデン(仮称)」

  ※奥の花畑・上段 =「赤青紫白桃ガーデン」(仮称)


  ※奥の花畑・下段 =「黄橙ガーデン」(仮称)

ざっと、3カ所あります。

これらは、
苗や種から 地道にこつこつ 育てた花。

雑草取りや、施肥。

およそ3年かけて
手塩にかけて、こつこつ育てた花たち。


ついに
全ての種類が 大きく育ち上がり、

視界いっぱいに
満開に埋め尽くす光景を



やっとこさ、です。

やっとこさ、初めて
目の当たりにすることが出来ました。



「やっと みんな咲いた。」




涙が出そうな光景でした。





広い庭です。




「○○園」とかのような、いわゆる”テーマパーク”ではありません。
見モノが 一定のポイントにガッチリ用意されているわけではありません。

里山の自然が、

そのまんま、そこにあります。


見回せば


クリの花。

 栗(日本栗)
  Castanea crenata
  ブナ科クリ属  落葉高木
  英名:(Japanese) Chestnut
  
群れると、ちょっと変な,独特なにおいのする、栗の花。


「栗花落」と書いて「ついり」と読んだりします。
つまり、「梅雨入り」のこと。




水のほとりには

ノハナショウブ。

 野花菖蒲
  Iris ensata var. spontanea
  アヤメ科アヤメ属
  英名:Japanese (Water) Iris

 

森のふもとには

オカトラノオ。

 丘虎ノ尾(リシマキア)
  Lysimacha clethroides
  サクラソウ科オカトラノオ属
  英名:Gooseneck loosestrife

  
植えたりしたわけではなく、勝手に咲いた野の花たちは、
贅沢に、
咲くべき季節の 流れのままに、
当たり前に、咲いています。


人があつらえたものではない、自然の断片。

訪れるたびに必ず変わってゆく、流れる自然の、一片。

それを ふとした目の先 鼻の先に見つけるのが、また、
自分だけの「お宝」を見つけたみたいで、
うれしくなるのです。



色んなものが、色んなところにある、自然の庭。

そこを
裸足で歩く 白木のデッキの道が


延々と 続いています。


「どこが見どころなの?」
と訊かれたら、

「そんなもの、無い。」と答えましょう。というか、「全て。どこでも。」なのです。
自然って、そういうものでしょう?




だから、
急いで駆け巡るような場所ではありません。
自分のペースで、行きつ戻りつ できます。


そして、たまには
立ち止まり、

のんびり。



振り返り

通って来た道が
全く別の見え方をすることに ハッとしたりして、

でも、

のんびり。




また歩き、



のんびり。



真ん中あたりにある ピアノの小屋(通称:「くら」) にて



ひとやすみ。




ぼーっとして

何もしないで




のんびり。






お気に入りの場所を見つけたら

寝転がり、

のんびり。



さて。ひととおり巡ったな

と思ったら、
まだまだ!
落ち着いちゃうのは、まだ早い。


「森のテラス」は、

森の中へと




続きます。。>>第三章:森と湯と蛍


「秋田森のテラス」旅・1:序

2009年07月06日 | 旅録 -travelogue-
この週末、「秋田 森のテラス」に 遊びに行って来ました。




元気なお友達6名と、大きなチワワ1匹を連れて。


車で片道10時間の、1泊2日の、ぎゅーぎゅーに詰め込んだ
強行軍。



花は満開、

雨も曇も陽光も こぞって大歓迎の、

ちょっとだけ 懐かしい、

あわや ほろ苦ナミダがチョチョギレそうな、

慌ただしくも どっぷり癒される

素敵ホリデイでした。




出発前夜。



一念発起。
手描き+パソコンで、「森の地図」と「アクセスマップ」を即席作成。


在職中、
「やらねばやらねば」と思いつつも、結局 果たせなかった 
ひとつの”心残り”(or 心残りの”ひとつ”)を、

ついに果たしたのでした。




久しぶりの森、
久しぶりの温泉、

すくすく育ってくれた花たち、



光の滝、



デス・ドライビング、


変わった風景、変わらない風景、


甘い森、

楽しい人々、

優しいカフェ、


ホタル。



とっても盛り沢山だったので、
また改めて、盛り沢山にレポートしたいと思います。



乞うご期待*





第二章>>

勿忘森 -wasurena mori-

2009年06月09日 | 旅録 -travelogue-
を去ってから、ひと月。

最後に見た 森の風景を。




 5月17日。風。




 玄関への道しるべ




 杉の苗床(なえどこ)をぬける道







 苗代(なわしろ)

 田んぼに水を張った状態。







 菜ノ花 (ナノハナ/別名:アブラナ、ナバナ)

  英名:Rapeseed, Chinese colza
  アブラナ科アブラナ属
  Brassica rapa var.amplexicaulis
 



 ナノハナ・スクエア

  昨秋のngchによる力作
  満開。感無量。

   


  感無量。




 上溝桜 (ウワミズザクラ)

  別名:ハハカ、杏仁子 あんにんご
  バラ科サクラ属(or ウワミズザクラ属)
  Prunus grayana/Padus grayana 

  とても甘い爽やかな香りをふりまく。







 中ノ花畑 (なかのはなばたけ)・イエローガーデン

 昨秋のngchによる 血迷い作。






 池 (いけ)








 池から望む ライブ小屋「くら」&「かわや」
 









 森へ続く道












 ふたごのテラス/奥の花畑・上段

 青と赤と白と紫の花が咲く、花畑。




 奥の花畑・下段

 黄色の花が咲く、花畑。






 「チーム71」男組 隊長:カンナリさん

 6月6日に行われる「ハナモモ植樹」のため、
 苗500本分の穴を、ひとりで掘っていた。





 ヤマツツジ

  ツツジ科ツツジ属
  Rhododendron kaempferi
  池のほとりに ひとつ







 森へ続く道、ふたたび。




 森の地図

  ngchの力作。
  ただし、これをチラッと見ただけで森を迷わず周遊できるかというと、それは大変疑わしいという事実。




 森のテラス。










 森から帰る道。






 谷のテラス。

 ホタルのテラス。
 古い棚田の谷。
 日の没する谷。

 色々名前がある。





 見事に ナノハナ畑
 昨年は チューリップ畑




 ナノハナ畑に
 生き残っていた種から咲いた 




  勿忘草 (ワスレナグサ)

   英名:Forget Me Not
   ムラサキ科ワスレナグサ属
   Myosotis scorpioides







 風が水面をくすぐる


 ナノハナと ウワミズザクラの匂いが
 満ちて
 やわらかく まじり合っていた

 




 帰り道の 影は長い




 


 パリジェンヌからもらった ウサギのチョコレート
 食べられずに生き延びて、二歳を越えた
















  桐 (キリ)

  英名:Empress Tree, Princess Tree, Foxglove Tree
  ノウゼンカズラ科(orゴマノハグサ科)キリ属
  Paulownia tomentosa
 

  爽やかな、でも甘い、やさしい香りがする。





  米内沢駅 (よないざわ えき)









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