時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(666) 【区内から続く渓谷】 3 渓谷の真ん中を現から旧へ

2011年11月12日 02時07分31秒 | 現在の中の過去
【区内から続く渓谷】の記事

1 モグラルートから見た渓谷(594)
2 観光化された旧ルートからの渓谷(621)
3  谷の真ん中を現から旧へ(666)

※ 撮影日 2011年4月17日


 今のJRの保津峡駅。桜のシーズンは終わってしまったと思っていたが,まだ綺麗な状態だった。亀岡方面のホームの京都寄り。

 植林されたような林が並んでいる。
 反対側の京都方面行きのホームの方は…

 関係者専用の通路のようなものがあった。この通路の先は現在はトロッコの駅となっているかつての保津峡駅の方へ延びている。

 泳ぐなとの注意事項もあった。一見,川につながっているようには見えないけど。
 この駅,両端の部分以外は保津川の上にかかる橋の上に位置している。
 亀岡方面のホームから見た保津川の景色。

 奥の方にかつての線路を走っているトロッコ列車が見えた。
 京都方面のホームから。



 亀岡よりの方から京都方面を眺める。

 こちら側にはあまり桜が見られなかった。
 亀岡よりに駅の出口もある。この下の保津川が市境になっているので,駅舎のある場所は亀岡市に位置している。

 線路の下をくぐる通路を通って駅舎のある方へ。

 ホームの下から見た保津川の下流方。

 一応ある改札口を抜けて駅の外へ。自動改札機だが,ICカード以外は入場専用でドアもついていない。外から見た駅舎。

 駅から離れて駅前広場を見る。

 ちょうどいい時期の桜を見られたように思う。
 ここからかつての保津峡駅の方を経て嵯峨野の方へ向かう。
 駅へ行くための道は…

 奥に見える橋の方へ続いている。
 近づいた位置から…

 この橋の辺りから見た保津峡駅。

 それにしても駅周辺だけ桜が多く集まっているような気がする。

 今の駅ができたときにもともとあった道路にこの橋がつけられて分岐したと橋の紹介に書かれていた。
 分かれ道を鳥居本の方へ進む。
 上り坂の道をほぼ登りきったところから駅を見る。

 橋の下のアーチ部分がかなりきれいに見えた。
 この場所が駅から見られた一番高い場所でそこからはその反対側に下っていく形になる。

 林道のような雰囲気の道を進んでいくと…

 川の向こうにトロッコの駅が見えた。

 道路から一段ぐらい降りたところに橋の入口がある。橋の両脇にはいすとテーブルのある空間があり,人がいらっしゃった。そこが何なのかは最後まで分からなかった。
 橋の上から見た上流側。

 下流側。

 トロッコのホーム。亀岡寄り。

嵯峨方面。

 ホームの床の一部が付け足されたように見えたり,片側のホームで十分なのに,反対側のホームがあってそこに行く橋があったりしているので,昔のまま残っている設備もあるんだろうなとは思う。
 かつてのいらなくなった線路が現役で使われているというのも珍しいのではないかと思う。