福島区(大阪市)の区議の補欠選挙で知事の地域政党の候補者が他の党の候補者に大差で当選したようだ。現在の不正への肯定的評価と取れ,大阪府や大阪市がなくなる日に一歩近づいたのかもしれない。この候補者を支持するかどうか(そもそも福島区民ではないので選挙権はないが…)は別として,たまたま福島区を通った時にこの候補の演説を一部分聞いた。演説が聞こえる範囲を移動していた間で,3分も聞いていないと思うが,そのなかで強調されたのは,横浜市との対比だった。しかも,その基準が人口によるもの。確かに今となっては100万人ぐらい差があり,日本で一番人口の多い市となっている。横浜自体,東京駅から450円,1時間もかからない場所なのだから,隣の政令指定都市の川崎市も含めて,東京の一部にしか思えないし,そもそも人口が都市の中身を評価するのに有用なのかにも若干疑問はあった。
知事への支持率も6割以上と依然として高い。その支持の理由が,改革への姿勢に対するものなのか,政策の中身を評価するもなのか,知名度やキャラクターによるものなのかは分からない。だが,この状況が簡単に変わるとも思えないので,今後何か大きな変化が起こる可能性は高そうだ。
以前,大阪市の大部分の区が区のマスコットキャラクターを作成しているという記事を書いた。5月の連休中に行われた中之島まつりでは大阪市に関するキャラクターだけのバンドによる演奏も短時間だが行われている。


(2010年5月4日撮影)
にしなりくんを撮りたかったのだが,終始後の方でひっそりとしていて写真には写っていなかった。照れ屋なのだろうか?それとも前にいたこのはちゃんの背が高いだけだろうか。
区のキャラクター以外にも水道局や選挙などのキャラクターも出ているが,北区とか港区とかはキャラクターはいてもステージには来ていなかった。着ぐるみ制作費も結構かかるらしいので,製作していないのかもしれない。京都だったか忘れたが,どこかの交通局ではマスコットの作成が経費の無駄として通らなかったという例も昨年あった。そのことを考えると,これだけたくさんのキャラを作っているを大阪市ってどうなんだろう。
そんななくなるかもしれない大阪市の2つの行政区でもイメージキャラクターを今製作している。
天王寺区と西淀川区だ。
天王寺区は区のホームページでイラストを見ることはできる。
西淀川区もホームページにも掲載されているのだが,結構熱心なのが,塚本駅近くのこの商店街。

(2010年5月16日撮影)
駅とは反対側の出口付近に,こんなスペースがある。

(2010年5月16日撮影)
2月にここを訪れた時はこんな掲示がされていた。

(2010年2月21日撮影)
他の区を例に,区のキャラクターを公募しているものだった。
そして,別の場所には…

(2010年2月21日撮影)
別のプロジェクトのキャラクターが描かれていた。
そして5月に同じ場所を通ると…

(2010年5月16日撮影)
キャラクターの愛称を募集する掲示がされていた。
この日に区役所併設の図書館に行ったのだが,そちらのスペースにはこのての掲示は一切なかった。区役所のスペースは休日で休みだったので入れなかったが,掲示物を作成しているのは区だとしても,この商店街の方が作成に熱心な気がする。キャラクターの胸には,NYと書かれている。西淀川って略すとニューヨークと一緒になることに気付かされた。
区ごとのキャラクターが,どんどん作られているが,今後区が都区に姿を変えたり,合区されたりという可能性は高そうだ。その場合,これらのキャラクターはどうなるのだろうか?かつて,こういう名前の区があったという歴史を伝えるだけの存在になるのだろうか。そのことを考えると,今キャラクターを作るのは,新制度に対して逆行しているように思える。(大阪市は都構想に反対なので,そちらの立場としては逆行ではないかもしれないが…それでも,府知事の支持率を見るとどうなんだろうとも思う。)
知事への支持率も6割以上と依然として高い。その支持の理由が,改革への姿勢に対するものなのか,政策の中身を評価するもなのか,知名度やキャラクターによるものなのかは分からない。だが,この状況が簡単に変わるとも思えないので,今後何か大きな変化が起こる可能性は高そうだ。
以前,大阪市の大部分の区が区のマスコットキャラクターを作成しているという記事を書いた。5月の連休中に行われた中之島まつりでは大阪市に関するキャラクターだけのバンドによる演奏も短時間だが行われている。


(2010年5月4日撮影)
にしなりくんを撮りたかったのだが,終始後の方でひっそりとしていて写真には写っていなかった。照れ屋なのだろうか?それとも前にいたこのはちゃんの背が高いだけだろうか。
区のキャラクター以外にも水道局や選挙などのキャラクターも出ているが,北区とか港区とかはキャラクターはいてもステージには来ていなかった。着ぐるみ制作費も結構かかるらしいので,製作していないのかもしれない。京都だったか忘れたが,どこかの交通局ではマスコットの作成が経費の無駄として通らなかったという例も昨年あった。そのことを考えると,これだけたくさんのキャラを作っているを大阪市ってどうなんだろう。
そんななくなるかもしれない大阪市の2つの行政区でもイメージキャラクターを今製作している。
天王寺区と西淀川区だ。
天王寺区は区のホームページでイラストを見ることはできる。
西淀川区もホームページにも掲載されているのだが,結構熱心なのが,塚本駅近くのこの商店街。

(2010年5月16日撮影)
駅とは反対側の出口付近に,こんなスペースがある。

(2010年5月16日撮影)
2月にここを訪れた時はこんな掲示がされていた。

(2010年2月21日撮影)
他の区を例に,区のキャラクターを公募しているものだった。
そして,別の場所には…

(2010年2月21日撮影)
別のプロジェクトのキャラクターが描かれていた。
そして5月に同じ場所を通ると…

(2010年5月16日撮影)
キャラクターの愛称を募集する掲示がされていた。
この日に区役所併設の図書館に行ったのだが,そちらのスペースにはこのての掲示は一切なかった。区役所のスペースは休日で休みだったので入れなかったが,掲示物を作成しているのは区だとしても,この商店街の方が作成に熱心な気がする。キャラクターの胸には,NYと書かれている。西淀川って略すとニューヨークと一緒になることに気付かされた。
区ごとのキャラクターが,どんどん作られているが,今後区が都区に姿を変えたり,合区されたりという可能性は高そうだ。その場合,これらのキャラクターはどうなるのだろうか?かつて,こういう名前の区があったという歴史を伝えるだけの存在になるのだろうか。そのことを考えると,今キャラクターを作るのは,新制度に対して逆行しているように思える。(大阪市は都構想に反対なので,そちらの立場としては逆行ではないかもしれないが…それでも,府知事の支持率を見るとどうなんだろうとも思う。)