11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

CL日記 アヤックス対アーセナル

2005年09月28日 20時12分12秒 | サッカー
「退屈な、退屈なアーセナル」

と昔ながらのチャントが聞えてきそうなアーセナルは
ティエリー・アンリのワンマンチームなんだろうか
飛行機嫌いのベルカンプ不在も手伝って
まったくらしさが感じられなかった

華麗なパスワークよりも
ソル・キャンベルのパワーのほうが印象に残ったくらいだ

アーセナルにアヤックス
アグレッシヴな両チームだけど見せ場はそう多くなかった

アヤックスはいつものように機械的にボールを回すけど
相変わらずゴールの予感はあまり感じさせない

例えばバベル
スピード・馬力・テクニックすべて兼ね備え、なおかつ男前と
四拍子揃った右ウイングだけど
ロッベンほどゴールに直結した仕事をするわけじゃない

左利きのベッカムのようなエマヌエルソンも
持ち味のクロスでゴールに絡むことはなかった

サイドバックとは思えないほど高いポジションをとる彼の背後には
驚くほど広大なスペースが空いている
チェルシーのモウリーニョなら決して許容しないはずのものだ

このアヤックスの高い志はもちろん褒められるべきだけど
開始早々に喫した失点はこの志と無関係じゃない

前半2分での失点なんて
イタリアのチームやチェルシーではありえない

攻撃的なサッカーで魅力的な両チーム
チャンピオンズカップを掲げる可能性を感じさせるには至らなかった