11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

マンチェスターU vs リバプール

2005年09月20日 21時58分58秒 | サッカー
マンチェスターUは中盤にロイ・キーン、ポール・スコールズ、そしてアラン・スミスと並べてきた
対戦相手からすればこれ以上ないくらいイヤァーー、、な布陣だろう

鋭い目つきでゴールを狙う生粋の狩人スミスは
ルーズボールを狙う目も同じくらい険しい
多少態勢が悪くてもえげつないファールでボールを強奪しようとする
球際に強い選手だからプレミアの中盤には向いているのかもしれない
サー・アレックス・ファーガソンがキーンの後釜に据えたい気持もわからなくもない

リバプールの戦力は昨シーズンとさほど変わっていない
ピーター・クラウチとバロシュを天秤にかければ
むしろ俊足のチェコ人ののほうに傾きそうな気がするくらい
ポーツマス時代は川口のチームメイトでもあったクラウチも悪い選手じゃないけれど
リオ・ファーディナンドにユニフォームの肩口を掴まれ罵られるなど
気弱そうな風貌はいかんともしがたい
でもドルトムントのヤン・コラーといい
2MクラスのCFは増えていくんだろうな

長身と言えば
他に気になったのがGKのファン・デルサール
ユーベ時代は突然のトップレベルへの環境の変化に対応できなかったけど
フルハムを経て俄然成熟したように思う
アヤックス時代から足元の巧さばかりがクローズアップされてきたけど
この日はプレミア屈指の強シューター、スティーブン・ジェラードのミドルに楽々と対応してみせた
可哀想なのはスケールが大きいから本来難しいはずのプレイも簡単に見えてしまうことか
ハイクロスへの強さは言うまでもないし
もともとの素材の良さに安定感が加わって
真のトップクラスのGKに登りつめたと言えるんじゃないだろうか
個人的にはマンチェスターU積年の問題だったGKのポジションは
解決されたと思ってる