11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

若き日本人アタッカーたち

2005年08月23日 14時45分51秒 | サッカー
平山相太が得意の頭でふたつのゴールを決めた
ひとつめは、両手でフリースローを投げるかのように丁寧なヘディング
もうひとつは、自らの歯が折れてしまうのも省みない勇敢な競り合いから生まれた

正直、ドイツW杯での日本代表入りは相当にきびしいだろうけど
まったくありえないとも思わない
ブラジル人監督のジーコはもともと特徴のはっきりした選手を好む
身長190cmで滞空時間が長く
狡猾な肘の使いかたをする平山は
こと空中戦に関してはすでに日本人最高といっていい
さらに中田英寿以来となる欧州でのデビュー戦2ゴールは
彼が才能プラスの大切ななにかを持ち合わせてることの証明と言える
このままオランダでいくつかのゴールを重ねていければ可能性もみえてくるかもしれない

他の欧州組ではテクニックのある左ウイング
松井大輔の招集が噂されている
これは当然の選択で、どのような使い方をするのか僕はおおいに楽しみにしてる
ドリブルでの勝負を好む松井なら
何度か試した3ー4ー2ー1システムの2の一角を
小笠原満男よりもうまくこなせる

欧州遠征には大久保嘉人も呼ばれるだろう
マジョルカのレギュラーCFとして開幕を迎えそうな大久保は
トップでもセカンドアタッカーでもこなせる唯一の日本人FWだけに
(マジョルカで最前線に陣取る大久保は、セレッソ大阪ではセカンドアタッカーやトップ下としてプレイしていた)
ドイツでの代表入りもかなり可能性が高そうだ
ようやくプロとして駆け出し始めたにすぎない平山に対して
大久保はすでにJリーグでトップクラスのアタッカーであることを証明している
ゴーこそないもののすでに20近い代表キャップも獲得している

来たる日本代表の欧州遠征で
この3人が組むスリートップなんてのが
みれたら面白くなりそうだけどなぁ