11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

チェルシーVSエドガー・ダーヴィッツ

2005年08月30日 19時58分30秒 | サッカー
30歳を越えてなお、エドガー・ダーヴィッツは世界最強のセントラルミッドフィルダーのひとりだ

このスリナム系オランダ人は試合終了の笛が鳴るまで一歩たりとも足を止めることがなかった
エシアンと侃侃のボール争いを繰り返し
フランク・ランパードの足を蹴り上げ
クロード・マケレレを振り切って最前線へと駆け上がっていった

特筆すべきは守備の際にみせる圧倒的な圧力で
テレビ画面からでもそれが伝わってくるんだから物凄い
実際に対峙したら、きっとバイクでも突っ込んでくるような感じなんだろう
さすがにプレッシング世界一のユベントスで
長く中心選手として君臨していただけのことはある
トレードマークのあのサングラスで睨まれると
さしものランパードもいつものような存在感を示せない

結果は0ー2でチェルシーに軍配があがったけど
ミドがジャンピングエルボーで退場してなければおもしろくなってたはず

トッテナムはダーヴィッツに相応しいチームだとはとても思えない
チームメイトとレベルの差があまりにもありすぎるから
ダーヴィッツ最大の持ち味といえばなんといっても驚異的な運動量だけど
トッテナムだとさほど動く必要はない
動かなくてもチームのベストプレイヤーでいられるからだ
三十路を越えたサッカー選手がこんなぬるま湯につかってしまうと
闘争心が冷めてしまってもおかしくない
来シーズンからの狂犬は
アーセナルかマンチェスターユナイテッドでプレイすべきだと思うな