11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

キューウェルをFWに~「ミラクル・リーズ」再現という豪州の秘策~

2007年06月20日 16時54分13秒 | サッカー
 アジアカップに初参戦するオーストラリア代表のグレアム・アーノルド監督は、優勝に向けての秘策を用意しているようだ。

 オーストラリアの各紙が報じたところによると、エースのハリー・キューウェルをFWのポジションに移し、マーク・ヴィドゥカとの黄金コンビを復活させることを検討している。かつてリーズユナイテッドの主力として、欧州チャンピオンズリーグに一大旋風を巻き起こした名コンビが復活すれば、日本代表にとっても大変な脅威となりそうだ。

 アーノルド監督はこのプランについてすでに話し合いの場を設けており、キューウェルの了承を得ている。これまで代表チームでも、所属するプレミアリーグのリバプールでも左MFとしてプレーしてきたキューウェルだが、最前線でこそ自身の能力を存分に発揮できると考えているようだ。

「この前ハリーと話をしたが、彼は明らかに計画に満足している様子だった」と、アーノルド監督は語った。「もちろんゲームプラン次第だが、ハリーはどのポジションでプレーしても相手に脅威を与えられる。最前線でも、左サイドでも。ヴィドゥカのようなセンターフォワードの後方でプレーしても強烈な存在だ」

 アーノルド監督はFWのポジションでプレーしたキューウェルのベストパフォーマンスとして、2003年に英国のウェストハムで行われたイングランドとの親善試合を挙げた。キューウェルはその試合で”ハリー(悩ませる、何度も攻撃する、度々奪取するなどの意)”の名の通り、イングランド守備陣を執ように攻撃した。両サイドのスペースに飛び出してはドリブルで勝負を仕掛け、リオ・ファーディナンドをかわして、オーストラリアに勝利をもたらすゴールを決めた。

 鼠径部(グローイン)と足の負傷により、今シーズンの大半を棒に振ったキューウェルだが、現在は怪我も癒え、アジアカップ制覇に向けてコンディションは万全のようだ。

「怪我は100%回復した。完全に回復するまで11ヶ月もかかったから、今はプレーしたくてうずうずしている」と、キューウェルは語った。

 キューウェルがオーストラリア代表としてプレーするのは、ドイツワールドカップ以来のこととなる。最後にプレーしたクロアチアとのグループリーグ最終戦では、値千金の同点ゴールを決めて、チームを決勝トーナメントに導いた。
「オーストラリア代表としてプレーするのが待ちきれない。クロアチア戦から復帰まで、ずいぶんと時間がかかってしまった」

 アジアカップ3連覇を狙う日本からすれば、やっかい極まりない選手がオーストラリア代表に帰ってきたと言えそうだ


2 コメント

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southAsia (southAsia)
2007-06-23 20:21:40
はじめまして。southAsiaと申します。いつもはROMオンリーで楽しくBLOGを見せてもらっています。
楽しみにしてるんで更新頑張って下さいね!
僕のブログではターバン野口の折り方を紹介しています。
暇があったら是非どうぞ。
http://panicblog.blog109.fc2.com/?eid=2646
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11人の侍 (トレバー・カーソン)
2007-06-24 10:48:01
はじめまして!southAsiaさん。
コメントありがとうございます。

ターバン野口の折りかた、早速、拝見致しました。
宴会芸として使わせていただきますw
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