11人の侍

「生きている間に日本がワールドカップを掲げる瞬間をみたい」ひとたちの為のブログ

J日記

2005年04月28日 22時32分30秒 | サッカー
この日265回目になる欠伸の直後だった

ジェフユナイテッド市原千葉の巻誠一郎の大きな身体が宙を泳ぐ
豪快なヘディングシュートを突き刺して前半終了直前に先制点をもたらした

昨年から活躍中の巻は誰も代表候補に推さないのが不思議なくらいで
渡欧前の鈴木隆行に良く似た迫力あるストライカーだ

ただジェフで最高の選手はあくまでマリオ・ハース
この日は25Mの完璧なラストパスを水野晃樹に通した
柔豪兼ね備えたハースは優れた81キロ級柔道選手を思い起こさせる

退屈な前半も含めて試合は終始ジェフのペースだった
ガンバ大阪は時折大黒やフェルナンジ―ニョ、アラウージョあたりがゴールに迫るも単調な印象は拭えなかった

オシム総督によく訓練されたジェフの兵隊達はとにかくよく動く
接触プレイを嫌がらないJリーグでは珍しいチームでもある
この日のような難しいピッチ状況(キックがことごとく流されていくくらいの強風)では
彼らのスタイルはとくに効果的だった

スターこそいないものの、今年のジェフも好チーム
さすがオシムといったところか


ジェフ(巻、水野2)3-1ガンバ(吉原)