サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

かわいいヨールカの歌

2011年11月25日 | ヨールカ祭
ヨールカ祭ではヨールカの歌"В лесу родилась ёлочка"(森で小さなヨールカが生まれたよ)を歌います。覚えやすい歌ですのでぜひ覚えて帰ってくださいね。
とてもかわいい歌です。一度聞いてみてください

歌詞はここに



ёлочка(ヨーロチカ)とは ёлка(ヨールカ)の指小形(愛情をこめてかわいく言う言い方)で「小さなヨールカ、ヨールカちゃん」という意味ですね。実はこのёлка(ヨールカ)という言い方も もともとはель(イェーリ)の指小形なのです。

今回のヨールカ祭では「マーシェンカと熊」という人形劇が上演されますが、小さい女の子と森の熊が主人公のお話はロシアではいっぱいヴァリエーションがあります。
youtubeを探すといろんな動画を見ることができますが、こんなかわいいアニメーションはいかがでしょう?全然怖くない熊さんですが、、
セリフが少なくて簡単なので初級の教材としてもいいかも?
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ペーチカ第6回例会報告 その3 おしゃれなおつまみチーズボール

2011年11月20日 | ペ-チカ
今度はカッテージチーズを使ってもう一品、前菜の「チーズボール」сырный шарикを作りましょう。

1)まず カッテージチーズ300グラムにニンニク一片をすりおろして加えます。


2)塩を軽くふり、よく混ぜ合わせます。これを一口大に丸めるとチーズボールニンニク入り
”сырный шарик с чесноком"のできあがり。


3)2)の生地を三等分します。そのうちの一つには黒コショウをふります。よく混ぜて一口大にまるめるとチーズボールコショウ入り"с перцом"


4)もうひとつには刻んだハーブ類(ディルパセリ、細ネギなど)を混ぜて丸めます。これがсырник с зеленью(ハーブ入りチーズボール)。

三種類を盛り合わせハーブを飾ると素敵な前菜ができました。


プレーンヨーグルトと生クリームを同量混ぜてスメタナを作ります。


緑のシィー


スメタナを添えたスィールニキ


差し入れのチキンハム


青いトマトのピクルス


御馳走をテーブルに並べて。Стол накрыт!(テーブルの用意が整いました。)


それではいただきましょう!Приятного аппетита !


チェブラーシカも遊びに来ていました。



お飲み物は紅茶。おいしい前菜もあり、「ワインが欲しい」の声が、、

12月11日のヨールカ祭ではこのスィールニキをお出しする予定です。試食ご希望の方は是非ヨールカ祭にお出かけください。
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ペーチカ第6回例会報告 その2 スィールニキはこんがりきつね色

2011年11月20日 | ペ-チカ
今度はカッテージチーズを使ってスィールニキ(сырники)を作ります。スィール( сыр)とはロシア語でチーズのことです。

1)カッテージチーズ350グラムに卵一個をほぐして加えます。スプーンの背でチーズを押しつぶすように混ぜて、


2)さらに砂糖20グラムと塩少々、小麦粉大さじ5を加えてよく混ぜます。


3)まな板の上に小麦粉を広げ、その上に生地を大さじ山盛り一杯くらいずつ並べて丸めます。


4)包丁を使って上は平らに側面は垂直になるようにきっちりと成形。厚さは1.5センチくらいに。


5)フライパンにサラダオイルを流れるくらいたっぷりと熱し、中火で焼きます。


6)こんがりときつね色になるまであまり時間はかかりません。両面を焼きます。


7)出来上がりました!


お砂糖の量はお好みでもっと増やしても。生地にレーズンやドライフルーツを入れるともっとお菓子っぽくなるでしょう。今回はこれにスメタナをかけて食べましたが ジャムだけ、またはジャムとスメタナを両方添える食べ方もあるそうです。
(続く)
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ロシア料理サークル「ペーチカ」第6回例会報告 速報

2011年11月19日 | ペ-チカ
今日午後5時半から東生涯教育センターの料理室でペーチカの第6回例会が開かれました。参加者10名(うち男性3名)がアリビーナ・ブレンコーワ先生のご指導で楽しくロシア料理を作りました。

今回のメニューは「ほうれんそう入りの野菜スープ」、「スィールニキ」、「チーズボール」です。ずらりと並んだ材料。手前のビニール袋入りの白いものはアリビーナ先生が作って持ってきてくださったカッテージチーズです。


まず単語を少しお勉強してから、、


左側がスープの材料、右側がスィールニキの材料です。小麦粉(мука)を書き忘れました。


今日のスープ"зеленые щи" (緑のシィー)を作ります。щи(シィー)はロシアの代表的なスープのひとつで キャベツで作られることが多いのですが 今日はほうれんそうとハーブがたっぷり入ったものです。

1)最初に鶏肉を2センチ角くらいに切ります。皮(шкурка)の苦手な方は取り除いて。
  鶏肉を切っているのは丹生ユーラシア協会愛知県連会長。腕カヴァーが決まっています。


2)じゃがいもは1センチ幅の短冊切り、ニンジンはそれより細く切ります。


じゃがいもの皮を剥くことになって、「えーっ、包丁で剥くの?!ピーラーとかないの?」という声も。。じゃがいもの皮を剥くアリビーナ先生。速い、速い!そしてジャガイモの芽は包丁の先でピュッと取ってしまわれます。今日は洋ナシの模様のエプロン。


3)大きめの鍋に水約1リットルを入れ、1)の鶏肉、2)の野菜類を入れて中火にかけます。
  灰汁を取り除きながらじっくり煮ます。

4)ほうれんそうはよく洗い、1センチ幅にザクザク切ります。


5)ディル、細ネギ、パセリも細かく切ります。


6)3)のジャガイモとニンジンが柔らかくなったら鶏ガラスープの素小さじ4杯を入れ、塩少々
で味を調えます。塩味を足す時にはきゅうりのピクルスの漬け汁(рассол)も調味料に使
います。これがない時にはお酢やレモンでも。


7)味が整ったら切ったほうれんそうとハーブ類を鍋に投入。ほうれんそうも下ゆでしたりせず、  まったく生のままです。


8)卵一個をよくほぐしてスープに加え火を止めてふたをしておきます。
  

これでスープができました。食べる時にはスメタナ(サワークリーム)を添えて。

**基本の分量**
水・・・・・・・・・・・・・・1リットル
鶏肉・・・・・・・・・・・・・200グラム
鶏ガラスープ・・・・・・・・・小さじ4
じゃがいも・・・・・・・・・・中2個
ニンジン・・・・・・・・・・・小1本
葉菜類(ほうれんそう、小松菜、ベビーリーフなど)・・・1束
卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
ピクルス漬け汁(レモン汁でもよい)・・・・・・・・・・適量
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
こしょう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
ハーブみじん切り(イタリアンパセリ、ディル、万能ねぎなど)・・適量
サワークリーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
                                  (続く)



  
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第2回ヨールカ祭開催のお知らせ

2011年11月12日 | ヨールカ祭
ヨールカ祭開催のお知らせです!



ロシア語のヨールカ(ёлка)には三つの意味があります。
1)樹木の名前 
2)クリスマストゥリー
3)ヨールカ祭(旧年を送り、新年を迎える祭)

樹木としてのヨールカには「樅・もみ」という訳語があてられてきましたが正確には「トウヒ」というよく似た木のことだそうです。またロシア正教のクリスマスは12月25日ではなく1月7日です。ですからヨールカは西洋でいうクリスマストゥリーとはちょっと意味が違い、「日本でいえば門松?」という説もあるくらいで、、そういえばヨールカ祭のご挨拶も”Merry Christmas!”ではなくて”С наступающим новым годом !"(直訳すれば「来りつつある新年おめでとう!」日本語らしく言うならば「よいお年を!」でしょうか?)なのです。

さて、今年のヨールカ祭ですがまず、山崎タチアナ先生、アリビーナ・ブレンコーワ先生、稲垣スヴェトラーナさんによるロシア語人形劇「マーシェンカと熊」が上演されます。森へきのこを採りにでかけた小さな女の子マーシェンカはお友だちとはぐれてしまい、森の中の小屋にたどり着きますが、そこに住んでいたのはなんと怖い熊でした。マーシェンカは無事家に帰れるのでしょうか?
上演に先立ち、内容がよく理解できるように解説と予習の時間少々を設けます。マーシェンカや熊のセリフには覚えておくと役に立つ表現がたくさんあります。

日本側を代表して中森秀樹事務局長代行にはロシアの詩人であり、シンガーソングライターだったブラート・オクジャワの歌を歌っていただきます。

後半はワイン試飲もあり、おつまみやお菓子を食べながらのパーティです。
飲み物はギリシャのワイン(赤・白、ロシア正教の聖地ギリシャのアトスの修道院のブドウから作られたもの)、グルジアの有名なミネラルウォーター「ボルジョミ」、紅茶を用意いたします。ワインのおつまみ、サラダ、ケーキの他、お料理サークル「ペーチカ」のみなさんがカッテージチーズを使ったお菓子「スィールニキ」を作ってくださる予定です。お楽しみに!


時:12月11日(日)午後1時半~4時
        場所:愛知民主会館2階ホール 
       (地下鉄東山線「新栄町」2番出口から徒歩2分) 

会費: 1800円(日ユ協会会員は1500円)

申し込み先:
メール:kokoshka2011@gmail.com (できるだけメールでお願いします)
電話:日ユ協会愛知県連事務所 052-526-1150

申し込み締め切り:12月8日(木)
        (先着40名限定です。お申し込みはお早めに。)


***食べ物、飲み物の差し入れ大歓迎!
  
***当日の会場設営などお手伝いをしてくださる方も募集します。
   手伝ってくださる方はその旨メールで、または事務局までご連絡ください。






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週末にはロシア料理を作って

2011年11月09日 | ペ-チカ
週末には素朴で美味しいロシア料理を!

ロシア料理サークルペーチカの第6回例会が11月19日(土)に行われます。
今日お聞きしたところ、あと10名参加可能だそうです。申し込み締め切りは11月12日です。
今すぐメールでお申し込みください。

時:11月19日(土)17:30~
場所:東生涯学習センター 料理室  (名古屋市東区葵一丁目3-21 052-932-4881)
会費:1500~2000円程度(日本ユーラシア協会員は1000円~1500円程度)
講師:アリビーナ・ブレンコーワ先生(日本語による指導)
メニュー:カッテージチーズを使ったお菓子その他
申し込み締め切り:11月12日

お申し込みはできるだけメールでお願いします。
こちらのアドレスまで:pechka2011@gmail.com

お電話での申し込みは事務局へ。(052-526-1150)

※ 材料の買い出し、連絡係、記録係等、お手伝いいただける方も募集しています。
  お申し込みの際にお知らせください。



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ロシア語サロン番外編ーリャザンという町、そして素晴らしいロシアの工芸品

2011年11月01日 | ロシア語サロン
10月30日(日)午後2時からロシア語サロン番外編が開催されました。ゲストは花井景子さん。2年間リャザン国立大学で日本語講師をされてこの夏に帰国されたばかりの彼女からまずリャザンについてのお話をうかがいました。

リャザンの民族衣装で花井さん登場!この美しい衣裳はリャザン大学の教え子たちからのプレゼントだそうです。


リャザンはモスクワから南東へ約200キロにあり、人口は約50万人の町です。博物館、教会、川をめぐるクルーズ、大学や日本語を学ぶ学生たち、そして花井さんが住んでいたマンションの様子などたくさんの写真を見せていただきました。彼女が教えた優秀な学生さんたちはモスクワの日本企業などに就職して活躍しているそうです。

後半は彼女が愛してやまないロシアの工芸品のお話。ロシアのお土産といえばマトリョーシカが有名ですが、マトリョーシカにもこんなにいろいろなタイプがあります。
花井さんが持って来てみせてくださったマトリョーシカのいろいろ。顔も衣裳もそれぞれ違います。



このマトリョーシカですが、実はルーツは日本にあったと言われてます。これが マトリョーシカ製作のヒントになったという箱根の入れ子人形。


マトリョーシカやホフロマ塗りやグジェリ(陶器)が作られている工房の様子や製作のプロセスの写真も見せていただきました。これは彼女が実際にあちこちの工房を取材に行った時の写真なんです。けっこう遠く不便なところにある工場もあったようですが ものともせずに見に行ってしまう情熱!

お茶菓子には花井さんとロシアの工芸品に敬意を表してロシアのチョコレートをご用意しました。リスの包装紙がとてもかわいいもの。器はロシアの有名な工芸品 ホフロマ塗りです。



左はこれも有名なジョストヴォのお盆(金属製・これは大学の同僚からのプレゼントだそうです)、右は木製のお盆で、リャザン州カシーモフのカシーモフ塗り。


ミハイロフのレース


その他にもベレスタ(白樺細工)、パーレフの小箱、素朴でかわいい木工のおもちゃ、レトロな模様の食器類などを手に取って見ることができました。ロシアとその工芸品を愛する花井さんのお話はとても面白く、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。彼女は言語明瞭、とてもお話が上手です。聞きやすくて 思わず引き込まれてしまうのです。「さすが、日本語の先生!」という感嘆の声がありました。そして、ああ、ロシアに行きたくなりました!

リンゴのケーキと紅茶で一服して


マトリョーシカやジョストヴォのお盆を手にゲストを囲んで記念撮影!ユーラシア協会秘蔵のサモワールやグジェリの花瓶もお部屋に飾って。


最後にサイン会をお願いしました。サインとともに"Все будет хорошо"(すべてがよくなる。みんなうまく行く)のメッセージも書いてくださいました。


こちらがこの春出版された花井さんの本「ぬくもり雑貨いっぱいのロシアへ」です。きれいな写真満載の楽しい本!事務所で販売中。1890円です。


花井さんは「ロシアと日本の工芸・雑貨・器 & カフェ リャビーナ Рябина 」というお店を開かれるそうです。場所は地下鉄伏見駅そば(〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦二丁目10-3 山田森ビル3F )、開店は11月22日(よい夫婦の日)とのことです。ぜひ お出かけください。

サロンで見せていただいた工芸品もお店に並ぶかもしれませんね。これからもロシアに買い付けに行くという彼女に「ジョストヴォのお盆、これくらいの大きさがほしい」「ホフロマ塗りのボウルが買いたい」などと早くもリクエストが寄せられていました。
詳しくは彼女のブログをごらんください。









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