9月11日(日)午前10時から第27回ロシア語特別講座が開催されました。
今回の特別講師は ハリコフ出身のウクライナ人 アンドリー・イヴァンチェンコ先生です。
午前中は恒例のロシア語朗読大会でした。
まず 最初は朗読の練習です。上級、中級、初級、それぞれ自分で選んだレベルのテキストを先生の指導で
しっかり練習します。
市川先生とイヴァンチェンコ先生の初級クラスです。テキストは電話での会話文です。
発音のチェックと疑問文のイントネーションに重点を置いて猛練習!
"С удовольствием "(喜んで!)という言葉の発音に一苦労。長いですよねえ。でもよく使われる表現!
こちらはブレンコーワ先生ご指導の中級テキストのクラス。ヴォルガ川とヴァズーザ川のお話です。
たくさん出て来る比較級の形、力点の変化に注意しながら、、
山崎タチアナ先生ご指導の上級クラスのテキストはプーシキン作「金の魚」の一節でした。
そしていよいよ本番です!参加者全員の前でお一人ずつ テキストを朗読します。
やっぱりちょっとあがってしまった方も、、
15人の方が朗読大会に参加され、最優秀賞に選ばれたのは 上級 武山由紀子さん、中級 長瀬宏子さん、初級 原田拓義さん
でした。特別賞には奧村志保さん。イヴァンチェンコ先生からロシア語の賞状が手渡されます。
賞品には ロシアの文学作品を朗読したCD,副賞として上級のテキストを読んだ方全員に「金の魚」の本とCDが。
また参加者全員に「金の魚」のブックレットが贈られました。これはずっと以前に難波先生のゼミナールの生徒さんたちが
共同でロシア語から訳したものです。
ランチ休憩をはさんで午後からイヴァンチェンコ先生の講演がありました。
「民話と文学者が書いた童話」という題で お話はまず 幼いこともが初めて詩的な言葉に触れるのは親が話してきかせる
お話や言葉遊びであることから始まりました。アニメーションでロシアの小さな子供たちが親と遊ぶ言葉遊びの様子や
ロシア人ならだれでも知っている民話を見せていただきました。
例えば「大きなかぶ」は日本でもロシア民話として有名です。今日の朗読上級のテキストにもなった「金の魚」もプーシキンがロシアの
民話を元に書いたということになっています。ところが、、、現在民話ということにされているお話の大半が民間に伝えられた昔話
そのままではないそうです。民話は最初は研究者に寄って取材され聞き書きが作られました。多くの文学者はそれを元により完成された
形の童話を書いて行ったのです。そこには寓話的な要素が盛り込まれたり、西洋の童話から採ったストーリーが加えられたりしていました。
プーシキンが「金の魚」を書いたころ、すでにグリム童話集が発行されていてフランス語訳もあったそうです。
また お話に出て来る「卵」や「ネズミ」の意味や形象についても面白いお話がありました。
最後はまた3グループに分かれての授業です。
イヴァンチェンコ先生のクラスでは 縞々の猫 マトロースキンのアニメーションを見ながらの
会話の授業でした。マトロースキンを家に連れてきたフョードル少年は猫嫌いのお母さんに猫を飼う
ことを反対されてしまい、とうとう猫と二人で家を出て行きますが、、、
こちらは山崎タチアナ先生の文法講座のクラスです。様々な接頭辞の付いた動詞について タチアナ先生の
熱血指導!ユーモアを交えてわかりやすい説明です。
こちらは初級の方たちを対象にしたブレンコーワ先生のやさしいロシア語でも授業です。今回のテーマは「買い物」!実際に
ロシアでお店に行ったつもりになって「いくらですか?」「このシャツは高いですね、、」と話し合います。
「いくらですか?」と聞かれたら、、もちろん「xxルーブリです」と答えなければなりません。ということは!
はい、数詞は避けてはいられません。ややこしいですが、、みなさん、頑張ります!
そして4時になりました。10時からずっとロシア語漬けの一日でみなさんちょっとお疲れのようでしたが、、
イヴァンチェンコ先生からは「みなさん、一生けん命ロシア語を勉強していらっしゃることに感動しました。これからもがんばって!」と
エールをいただきました。お茶と御菓子で一服しながらの懇親会です。
そこへ上嶋さん登場!土曜日の山崎先生の会話のクラスの生徒さんですが この9月にモスクワ音楽院創立150周年コンサートに
尺八奏者として参加され、10日に帰国されたばかりとのことでした。朗読大会の受賞者のみなさんにモスクワからのお土産を
持ってきてくださったのでした。最新の新聞とカレンダーです。
また プリャーニキという素朴なロシアの御菓子もくださったので みんなでいただきました。
ご馳走様でした。
今回の特別講師は ハリコフ出身のウクライナ人 アンドリー・イヴァンチェンコ先生です。
午前中は恒例のロシア語朗読大会でした。
まず 最初は朗読の練習です。上級、中級、初級、それぞれ自分で選んだレベルのテキストを先生の指導で
しっかり練習します。
市川先生とイヴァンチェンコ先生の初級クラスです。テキストは電話での会話文です。
発音のチェックと疑問文のイントネーションに重点を置いて猛練習!
"С удовольствием "(喜んで!)という言葉の発音に一苦労。長いですよねえ。でもよく使われる表現!
こちらはブレンコーワ先生ご指導の中級テキストのクラス。ヴォルガ川とヴァズーザ川のお話です。
たくさん出て来る比較級の形、力点の変化に注意しながら、、
山崎タチアナ先生ご指導の上級クラスのテキストはプーシキン作「金の魚」の一節でした。
そしていよいよ本番です!参加者全員の前でお一人ずつ テキストを朗読します。
やっぱりちょっとあがってしまった方も、、
15人の方が朗読大会に参加され、最優秀賞に選ばれたのは 上級 武山由紀子さん、中級 長瀬宏子さん、初級 原田拓義さん
でした。特別賞には奧村志保さん。イヴァンチェンコ先生からロシア語の賞状が手渡されます。
賞品には ロシアの文学作品を朗読したCD,副賞として上級のテキストを読んだ方全員に「金の魚」の本とCDが。
また参加者全員に「金の魚」のブックレットが贈られました。これはずっと以前に難波先生のゼミナールの生徒さんたちが
共同でロシア語から訳したものです。
ランチ休憩をはさんで午後からイヴァンチェンコ先生の講演がありました。
「民話と文学者が書いた童話」という題で お話はまず 幼いこともが初めて詩的な言葉に触れるのは親が話してきかせる
お話や言葉遊びであることから始まりました。アニメーションでロシアの小さな子供たちが親と遊ぶ言葉遊びの様子や
ロシア人ならだれでも知っている民話を見せていただきました。
例えば「大きなかぶ」は日本でもロシア民話として有名です。今日の朗読上級のテキストにもなった「金の魚」もプーシキンがロシアの
民話を元に書いたということになっています。ところが、、、現在民話ということにされているお話の大半が民間に伝えられた昔話
そのままではないそうです。民話は最初は研究者に寄って取材され聞き書きが作られました。多くの文学者はそれを元により完成された
形の童話を書いて行ったのです。そこには寓話的な要素が盛り込まれたり、西洋の童話から採ったストーリーが加えられたりしていました。
プーシキンが「金の魚」を書いたころ、すでにグリム童話集が発行されていてフランス語訳もあったそうです。
また お話に出て来る「卵」や「ネズミ」の意味や形象についても面白いお話がありました。
最後はまた3グループに分かれての授業です。
イヴァンチェンコ先生のクラスでは 縞々の猫 マトロースキンのアニメーションを見ながらの
会話の授業でした。マトロースキンを家に連れてきたフョードル少年は猫嫌いのお母さんに猫を飼う
ことを反対されてしまい、とうとう猫と二人で家を出て行きますが、、、
こちらは山崎タチアナ先生の文法講座のクラスです。様々な接頭辞の付いた動詞について タチアナ先生の
熱血指導!ユーモアを交えてわかりやすい説明です。
こちらは初級の方たちを対象にしたブレンコーワ先生のやさしいロシア語でも授業です。今回のテーマは「買い物」!実際に
ロシアでお店に行ったつもりになって「いくらですか?」「このシャツは高いですね、、」と話し合います。
「いくらですか?」と聞かれたら、、もちろん「xxルーブリです」と答えなければなりません。ということは!
はい、数詞は避けてはいられません。ややこしいですが、、みなさん、頑張ります!
そして4時になりました。10時からずっとロシア語漬けの一日でみなさんちょっとお疲れのようでしたが、、
イヴァンチェンコ先生からは「みなさん、一生けん命ロシア語を勉強していらっしゃることに感動しました。これからもがんばって!」と
エールをいただきました。お茶と御菓子で一服しながらの懇親会です。
そこへ上嶋さん登場!土曜日の山崎先生の会話のクラスの生徒さんですが この9月にモスクワ音楽院創立150周年コンサートに
尺八奏者として参加され、10日に帰国されたばかりとのことでした。朗読大会の受賞者のみなさんにモスクワからのお土産を
持ってきてくださったのでした。最新の新聞とカレンダーです。
また プリャーニキという素朴なロシアの御菓子もくださったので みんなでいただきました。
ご馳走様でした。