4月27日(日)午後1時から「ペチカ」の第23回例会が開かれました。
今回は愛知民主会館3階の第4会議室を会場に「ボルシチパーティ」を
しました。名古屋在住のロシア人シェフの作る美味しいボルシチを
みんなで味わうという企画です。
11時30分ペチカスタッフが集合、まず会場作りです。会議室のテーブルを
真ん中に寄せてピンクのテーブルクロスをかけ、華やかな花柄のナプキンに
スプーンとフォークをおいてセッティング完了!

今度はロシア語教室をお借りして前菜の盛り付けです。
前菜用の小皿にサラダ菜とヴィネグレット(ロシア風のビーツとじゃがいもと
ニンジンのサラダ)を盛り付けます。ヴィネグレットはプリン型で型抜きして
上にディルをのせます。

この横にエストニア産のライ麦パン(長瀬理事の差し入れ)を二つに
切って、上に卵とピクルスのタルタルソースをかけたものを盛り付けます。
今日のデザートはロシア風のりんごのケーキ「シャルロトカ」です。

これも16等分して 小皿に盛り付けミントの葉を添えます。
これをテーブルに並べて



12時、ロシア人シェフがボルシチとピロシキを配達してくれました。
ピロシキを持ってにっこり笑うサーシャ(アレクサンドル・ザジガールキン)さん。

サハリン出身のコックさんです。
「どうしてレストランをやらないの?レストランがあったら気軽に食べに行けるのに」
と質問されていましたが「レストラン経営は大変だから、、」という答えでした。
ピロシキやペリメニを作って冷凍し、ロシア料理店などに卸しているそうです。
ボルシチは給湯室でじっくり温めます。

12時45分くらいから参加者が集まり始めました。全部で15人です。
サーシャさんのピロシキはユーラシア協会のイベントで販売されていますが、
いつもは冷たいままです。温めるととてもおいしくなるので 今回はオーブン
トースターを持参、温めてお出ししました。
Стол накрыт ! 食事の支度ができました!
Приятного аппетита ! 召しあがれ!

飲み物は紅茶です。
食器は紙皿ですが、熱々のボルシチはさすがのおいしさ!サワークリームと
ロシア料理には欠かせない香草のディルを入れて食べます。


参加者はロシア語講座の現受講生、もと受講生、以前にペチカの料理講習会に来て
くださった方、台湾からの留学生で日本の大学院で学んでいる方(去年の特別講座に
参加されていました)、日ソ協会の時代にロシア語講座で学んでソ連旅行をされた方、
日本語教師としてロシアやウズベキスタン、スロバキアなどに滞在された方など
ヴァラエティに富んだメンバーでした。
自己紹介も兼ねて全員にお話ししていただきましたがロシア語を始めたきっかけも
それぞれで面白いお話が聞けました。
参加者された15名のうち、会員が10名、お土産用のピロシキは15個ご用意しましたが
完売となりました。みなさま ご参加ありがとうございました!
テーブルクロスもサモワール(残念ながら動きませんが…)とっても素敵で、ロシア料理ランチ会の場を盛り上がる設営でした。
また参加したい素晴らしい会でした。
ご準備にあたられました会員の皆様、そしてサーシャさん、誠に有難うございました。
今後の希望としましては、もっと参加者の皆様と自由にお話ができるといいなと思います。例えば立食形式にして自由な移動や会話ができるといいですね。その場合もっと広い部屋が必要かもしれません。