サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

ロシア語サロン番外編 「バックパッカーがゆくロシア」開催のお知らせ

2016年02月12日 | ロシア語サロン
久しぶりにロシア語サロン番外編を企画しました。

今回のゲストは蜷川明子さん、現在はロシア語講座中級クラスの受講生です。
彼女は今までに旅行した国は20か国以上という経験豊かなバックパッカー
で、去年9月には約1か月ロシアを一人旅してきたそうです。

ビザが必要なことや、他の国に比べて情報が乏しいこと、ロシア語がはなせないと
大変そう、、などでロシアはバックパッカーに敬遠されている国だそうですが
彼女は大変楽しい旅をしてきたということで その体験談をしていただくことに
しました。宿泊したのはユースホステル、ゲストハウス、ホームステイなどで
なんと一泊600円の宿もあったとか!

ロシアと旧ソ連諸国を自由旅行する方法、ビザについて、宿の取り方、
ロシアでホームステイする方法、電車の乗り方、旅行の持ち物など
様々な体験談やアドヴァイスなどを語っていただきます。

一度ロシアの一人旅がしてみたい方、まだ行ったことのない方、ぜひ
おでかけください。

1.時   2月28日(日) 午後2時~4時

2.場所 日本ユーラシア協会・ロシア語教室
                (地下鉄東山線「新栄町」2番出口から徒歩2分)

3.ゲスト    蜷川明子(にながわ あきこ)さん
               京都市出身のバックパッカー。一人旅した国は20か国を越え
               る。特に好きな国はロシア(渡航2回)とインド。現在は宿泊施   
               設スタッフ、絵画教室講師。次は旧ソ連圏シルクロードの国々を
               3か月周遊する予定。愛知県連ロシア語講座中級を受講中。
                
4.お話のテーマ   「バックパッカーがゆくロシア」

5. 参加費  1000円(日本ユーラシア協会員は600円)

  連絡先 : 日本ユーラシア協会愛知県連合会
  名古屋市東区葵1丁目22-26
                      電話 052―932-7211
                      Mail:kokoshka2011@gmail.com
(お申し込みはできるだけメールでお願いします)
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サモワールお茶会の感想 その2

2016年02月03日 | サモワールお茶会
先日の新春サモワールお茶会に参加してくださった今期のロシア語講習生MIさんにも
感想を書いていただきましたのでご紹介します。
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1月17日 我らが通う愛知民主会館のロシア語教室でサモワールを囲んでのお茶会が開かれた。
サモワールとはロシアの湯沸し器で、ロシア人が厳寒の中、暖と語らいのひと時をとるのに
欠かせないものとして知られているものだが、実際に使ってみる機会はなかなかない。
今回は服部先生の例年の企画で少人数でロシア人の文化を感じるこの会に参加させていただいた。

曇天の寒い日の午後、教室の扉を開けるとロシア人とウクライナ人を含む10名ほどがすでに
テーブルを囲んでいて そのテーブルの上には手作りのロシア料理が並べられていた。
まず初めにダツェンコ先生が 用意された写真を見せながらロシアやウクライナの冬の生活に
ついて話をしてくださった。まず驚いたのは厳寒の中、1月に湖や川につかるという習慣が
ロシアやウクライナにもあるということであった。キリストの洗礼にちなんだものだそうだが、
時々日本でも見られるこの習慣が遠いかの国でも行われていること、そして日本よりはるかに
寒いロシアで行われているとは思いもよらなかった。

その後はキノコパイ、リンゴのグラタン、オイルサーディンなどを食べながら、そしてサモワール
で暖められたお茶にモルドヴァ産のジャムを加え会食会となった。小生の席は仏文学の先生と
その生徒さんたち、そしてロシア人女性、服部先生の一角であった。文学の授業の一環で
チェーホフの短編を取り上げた時に(日本語で読んだそうだが)サモワールが登場する場面が
あったとのことで、この仏文学の先生は生徒さんたちと共にサモワールというものを見にこら
れたそうであった。せっかくの機会であるのでお茶を酌み交わしながら ロシアやフランスの
文化についても意見交換をした。

小生はたまたまラジオ講座で知った"Умом Россию не понять"
「ロシアは頭では理解できない」というロシアの名句(迷句?)を実際に片言のロシア語で
ロシア人女性にたずねてみた。(日本では)あまり知られていない、意味不明のこの言葉に
彼女は ”да、 да、 да”と大きくうなづき、この言葉に大きく共感しているしている
ようだった。十分な理解はできなかったが彼女の大きなうなづきには この国は巨大すぎて
なんともならないというあきらめの念と東方教会的な理屈一辺倒ではいけないというロシア的な
ものがなんとなく感じ取れた。この言葉が何を意味するのか現段階での知識ではわからないが、
いすれにせよ、この言葉がロシアで生きていることを確認できた。
寒い日の午後の数時間であったが、いろんな話題であっという間に時間が過ぎ、サモワールのある
時間を皆で堪能した。
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文中に書かれているロシアの名句(迷句?)は19世紀のロシアの文学者・外交官
フョードル・チュッチェフの有名な四行詩の一部です。

Умом Россию не понять,
Аршином общим не измерить:
У ней особенная стать —
В Россию можно только верить

ロシアは頭では理解できない 
並の尺度では計れない
ロシアだけの特別の姿がある
ロシアはただ信ずるしかない

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