サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

入院中のこと~ICU編~

2024年02月17日 08時49分06秒 | 独り言

ハイ。

退院して初の週末を迎えました。

健康な時にブログを更新してたレギュラーの更新タイミグです。

またそういうタイミングで普通にブログを更新できるってことを素直に喜びたいと思います。

 

で、このブログはオレの備忘録。

もう早速「人生初体験」でもあった「入院」について書いておこうと思う。

オレが最初に放り込まれたのはICU、いわゆる集中治療室 (Intensive Care Unit) ってところです。

そりゃそうだわね。

救急搬送されて来た患者の心臓がほぼ動いてないってんだから、まずはそこだよね。

そこに約1週間居ました。

 

ICUってどんなイメージ?

見たことも無い機器がベッドの周りにいっぱいあって、いろんな管が機械と身体とで繋がってて…みたいなイメージがあった。

まあそれは病状によって違うんでしょう。

オレの場合は意外とアッサリしたもんだったよ。

心電図と脈拍?を計るみたいな機械だけ。

ただ、注射に繋がってる管は多かったかな。

最近は便利になってて、オレの場合はまず首の右側の太い血管ににメインとなる注射針をブスっと刺されてて、その注射針から5本くらいに枝分かれしてんのな。

なのでいちいち針を打つんじゃなくて、必要になった時はその枝分かれしてる先の管に注射を通せば良いワケ。

すなわち同時に5本まで注射を打てるワケ。

多分この首の方が時間がかかるような注射(点滴とか)を主にするものだと思う。

5本くらい枝分かれしてたけど、オレの場合同時に点滴に繋がってたのはMAXでも3本くらいだった。

 

次に左手。

これも手首あたりの太い血管にまずメインとなる注射針が刺さっている。

そしてこれもハッキリとは見てないけど何本かに枝分かれしてて同時に何本も注射が打てる仕組み。

こっちは短時間で済む注射(採血とか)に使われてたように思う。

…思うってのはICUに入ってた最初の何日かは記憶が曖昧でしてね

自分では意識がしっかりしてたつもりやったんやけど、後になってどうしても思い出せない事もいくつかあったりしたもんで。

 

首の方もこっちの方もメインの方を刺しとけば作業?は枝分かれした先の方でやればいいだけやから患者負担を少しでも減らすような仕組み。

こういう些細なところでも医学は確実に進歩してるんだなぁ。

ただ、看護師さんからは脅されていたよ。

首の方も手首の方も無理に引っ張って傷つけたりしたら血が噴き出して大惨事になるんで気をつけて下さいね、と。

ま、それに関しては首の方はメインの注射針は首に縫い付けられていたし、左手の方は骨折した人がするような感じで添え木と包帯でぐるぐる巻かれてたから多分大丈夫だったんでしょう。

 

で、ICUはオレの場合個室だった。

ICUって普通は個室じゃないの?知らんけど。

窓の外は見えないし、目に見える景色はいつも同じ。

昼夜問わず何時間かに1回は採血、何日かに1回はレントゲン。

3回透析もやったけ。

あとは何らかの点滴が常に繋がっててオレは寝てるだけ。

そんな毎日を1週間ほど。

 

ここで今まで入院したことが無い方が漠然と不安に思っているであろう「おトイレ問題」。

オレも思ってたよ。

小さい方は尿道から膀胱に直接管を通してって聞いたことあるけど、問題は大きい方よ。どうすんの?と。

まあ小さい方は噂通り管を通しました。

これやったことある人は違和感しか無くて早く外したい!って思ってたって聞いたけど、オレはあまり思わなかった。

むしろ、管を外した後で小さい方をしたくなる度に看護師さんをナースコールで呼んで、尿瓶を持ってきてもらって首と左手に繋がった管に注意しながらかつこぼさないようにベッドの上で用を足すという今までやったことも無い用の足し方を考えたら、勝手に膀胱から流れ出てくれる方式が楽で仕方なかったよ。

やりにくそうにしてるオレを見て看護師さんが「手伝いますよ」ってオレのポークピッツ?(せめてシャウエッセンと言わせて)をつまんでくれようとしてるのを「いやいやいや、自分でやります!大丈夫です!」と。

一般病棟に移って、普通のトイレで用を足せるようになった時の幸せ感と言ったら。

こういう苦労は入院しないと分からないよね。

 

そして次に大の方ね。

基本は「おむつ」をしてるのでそのまんまやっちゃっても大丈夫と思われます。

が、大人になってさすがにそれは…。

つーわけで、これも大きい方をしたくなったら看護師さんを呼びます。

そのままトイレへ連れてってくれるのかと言えば、そうではありませんでした。(オレが入院した病院のICUの場合ね)

こういうの↓が部屋に置かれてあってね。

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ここにしろ、と。

 

別にしてるとこをじーっと見られてるワケじゃないからええんやけど、終わった後よ。

椅子の下についてる洗面器状の器にオレのう●こが当然入ってるワケ。

それを処理するのに持ってってくれるんやけど、当然それが丸見えやし。

てか、そういうのを見るのも患者の健康管理の一環でもあるんだろうね。

用を足す度に看護師さんから「便の方もだんだんと良い色とカタチになってきて、回復してるのが伺えますよ」なんて言われる。

それが20代半ばの若い看護師さんから言われるもんで、なんかう●こ見られる屈辱感との間で微妙な心境と言いますか、複雑な心境と言いますか。

そしてこれまた一般病棟に移って普通のトイレで一人でう●こを完結できる喜びね。

入院中は本当に普通では出来ない経験できたわ。

 

最後に。

ICU入院中は毎日1回、看護師さんが着替えのタイミングで身体を拭いてくれるのな。

着替え=おむつも含むからね。

下半身の着替え時なんかはおむつを外してズボンもぬいでいわゆる「丸出し」状態になってる中で、ほんま丁寧にポークピッツ(せめてシャウエッセンと言わせて)からケツの穴までキレイに拭いてくれる。

正直恥ずかしかったけど、看護師なのにこういうことまでするなんて、まさに白衣の天使は実在した!って思ったよ。

まあ陰で何言われてるんかは知らんし、言われてる内容を想像もしたくないけどね


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
えらいことになってたんですね! (ぷ~さん)
2024-02-17 22:12:17
こんばんは!そして、お久しぶりです。
またまた、エライことになってたんですね。
お体、大切にして下さいね。
返信する
ありがとうございます (え~さん)
2024-02-18 07:09:45
ぷ~さんおはようございます。

そうなんですよ。
自分でもびっくりのエライことになってました(笑)
なんでこんなことになったのか、結局原因は分からないで終わりそうです。
原因が分からないのは怖いですが、それよりもこの先健康で過ごすことの方が大事です。
まずは「自分第一」でこれからは生きて行きます。
返信する
わかります・・・ (あやこ)
2024-02-25 09:14:17
おはようございます
ICUではありませんが、入院等するとえ~さんが体験している通りになりますね・・・
管も沢山の枝わかれしていましたし、針はぶっといのが一本左手にささっていましたが麻酔きいてるとわからないものですね
トイレもそうですが私は中々尿管に管が入らなくてかなり苦戦していましたね
看護師さんができず、男性先生も一生懸命やってくれましたが私の場合はできなかったですね~
結局垂れ流しができずトイレにいく形になりましたけどそれも大変で(-_-;)
一度体験するとどれだけ看護師さんたちが大変かわかりますからね~
いうことを聞かないお年寄りはもっと大変だろうなと当時入院してた時に思いましたね。
無事に退院できてなによりですよ~
返信する
普通の生活ってほんとうにありがたい (え~さん)
2024-02-25 09:26:58
あやこさんおはようございます。

看護師さんは看護だけしてりゃいいってもんじゃない。
本当に大変な仕事だと入院中見てて思いました。
ICUに居る時は夜中に何度も変な叫び声聞きましたし、一般病棟でも廊下中に響き渡る声で何度も看護師さんを呼ぶじじいの声も聞きましたし、ストレス溜まりそうですよね。

尿管に管は女性の方が膀胱までの距離が短いので入りやすいと聞いたこともありますが、やはり人によるんですかね。
そしてあれ、通ってしまえば何とも無かったですが通す時と抜く時、痛かったー。
返信する

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