加齢による物忘れか、認知症か

オレのオカンは今年の2月で70歳になった。
まあ世間一般で言う「もうええ歳」ですわ。
だからね、それなりに「老化現象」的なのは仕方無いと思う。
その典型がもの忘れ。

とにかく忘れっぽい。
いや、オレかてテレビ見てて顔は良く知ってるのに名前がなかなか出てこん…なんてこと、最近増えてきた。
でもね、そういうのとは少し違う物忘れ。

例えば…。
買い物に行く前に買うべきものをメモしてる。
でも、いざ買い物に出かけようとしたら「さっきのメモどこ行った？」みたいな。
つい数分前のことが分からない。

買い物に出かける前。
休日はオレが運転手として買い物に行くことが多いのだが、車に乗る前に「昨日の残りご飯があったかどうか忘れたから見てくる」と家の中に。
それはええ。
主婦としては昨日炊いたご飯の残り量によって献立を考えなアカンケースもあるからな。
で、道中「ご飯が残ってたかどうか、見たのに忘れた」と。
え…！？みたいな。

スーパーに着いた。
買うべきものを買った。
さあレジに。
そしたら「あ、あれも買わなアカンかった」と売り場に戻ろうとする。
でもそれはさっき買うべきものの一つとして買い物カゴに入れたもの。

オレがよく行くスーパーでは割引券をくれる。
でも、期間限定。利用できる期間が決まっている。
買い物中「今日何日やった？」とオレに聞く。
答える。
これが買い物中何度かある。
精算時。
またオレに聞く。
「今日何日やった？」と。
買い物中のわずか数十分の間に何度目！？みたいな。

買い物から戻り、食品は冷蔵庫に。
数日後、まだ冷蔵庫に入っている。
さらに数日後、やっぱり冷蔵庫に入っている。
気が付けば賞味期限を過ぎたものも。
まあ賞味期限くらい数日過ぎたところで何てこたぁ無いが、一応オカンに忘れてんじゃねーかと確認すると「いろいろ献立にも段取りがある。ちゃんと使う。」と。
でも、結局そのままいつまでも冷蔵庫に…なんてことは1度や2度ではなくなってきた。
買ったことを忘れてるのか！？

こんな調子でものすごく忘れっぽい。
「あれ、どこに置いたかなぁ」なんて、探し物をしている回数も増えた。
結局、「何でコレをこんなところに置いたんや！？」みたいな場違いな場所で発見されるケースが多い。

他にも会話に同じ話がやたら増えた。
「それ、ついさっき聞いたやん」
という話をまるで初めて言うかのように話す。
それも時間を置いて何回も。

あと、言い訳が増えた。
会話の中で矛盾がある点を指摘したりするとやたら言い訳するね。
その言い訳自体にも矛盾があったりするのだが…。

料理の味が薄くなった。
特に味噌汁。
以前に比べてかなり薄味。
たまに色が「味噌汁の色」じゃない時もあるからね。

何が言いたいのかっつーと、もしかして認知症の初期症状じゃないよね！？ってコトなんですよ。
ネットで調べてみても、当てはまる部分もあるし、そうで無い部分もありで…現段階では判断が出来ない。
でも、オレがオカンの言動を観察していると、傾向としては「直前（数分から数時間以内）の記憶があいまい」な感じ。
まったく覚えてないケースもあれば、部分的（断片的）な記憶になっている場合もある。

これが老化による物忘れならオレも心配はしない。
ただ、認知症の前触れだとしたらちと心配…。
今の所日常生活に支障をきたすようなことは無いから様子見。
いちおう認知症患者への接し方としては怒ったり矛盾を突いたりしちゃ余計に症状が進むのでイカンとネットで見たので、最近はそのあたりは気をつけながら…。

このブログはオレの備忘録。
ちょっと最近気になっているので記録として残しておく。
数年後、この記事を読み返したときに「あの頃のオレ、ちょっと気にし過ぎやったな」と思えるコトを願う。


◆◇◆ランキング参加中です◆◇◆
←サラリーマンブログに参加中。
←日記・エッセイ（独身男性）ブログに参加中。
←日記・雑談（働くヒト）ブログに参加中。