猿島阪東観音巡礼(その1)

2013-03-08 20:32:00 | 猿島阪東観音
平成25年3月8日
来週(3月17日)から猿島阪東観音のご開帳が始まる。 猿島阪東観音霊場は茨城県の坂東市を中心に千葉県の野田市、茨城県の堺町、古河市に点在する観音札所である。12年に一度の巳年にご開帳がある。 この霊場は17番の萬蔵院様の52代住職(雄弁上人)が、約300年前に開かれた霊場である。 来週からのご開帳だが情報不足なのでお世話役の萬蔵院様を情報収集のため訪れ、参拝した。萬蔵院は正にこの地の名刹である。 境内に入った瞬間に空気が感じられる。 社務所に伺って、若い、お坊さんに色々とお話を伺った。(大変ありがとうございました) 12年に一度のご開帳なので準備が大変なようだ。 境内も来週のご開帳に備え、準備が進められていた。 境内の整備、接待所の準備、お堂の修理・清早A参拝者への納経準備、資料の準備等々である。
案内のパンフレットを見ると、この霊場の殆どの宗派は真言宗豊山派である。 恐らくは、萬蔵院の名住職及び弟子達がこの地の布教に勤め、また観音霊場の創設に当たってもこの方々のご尽力があったのであろう。

頂戴した、猿島阪東観音ご開帳パンフレット(ご開帳期間は3月17日より1ヶ月間である)3月、4月は4~5回は来ねばならぬだろう。


山門から本堂側


本堂


本堂の内陣と本尊


観音堂


観音堂内


境内寸景(この石仏の顔、良いでしょう?)


境内寸景


丁度、ご開帳の期間に「さしま郷土館ミューズ」で「萬蔵院」の寺宝展が開催されている。
伺って見たいものだ。


ご覧の通りの名刹で、現在の境内敷地面積は3万坪だとか往時は6万坪だったというから凄いものである。 ひとしきり境内を見させていただいた。開山堂、石仏等見るもの多し。
行きはR16号経由だったが余りにも渋滞がひどいので帰路はR365≠q294経由とした。スイスイであった。

あぁ、今日もいい日だった。 来週からが楽しみである。