朔のつれづれ

つれづれに書き散らしております。

カルチャーショック

2007-08-22 13:39:06 | Weblog
海外にいけば少なからず日本との習慣の違いには驚かされるものですが、
北京市内の交通事情と、中国のトイレ事情には結構びっくりしました。

北京、といえば一昔前は自転車大国!ってイメージがあったけどいつかテレビで見たようなあんな自転車だらけの光景はなく、かわりにひしめいていたのは異常なほどのおびただしい数の車くるまクルマ!それがまたとんでもなく無秩序に混迷してるからびっくりですよ。
もちろん自転車もかなりいます。しかも、ふつーに車と一緒になって道に紛れ込んでます。渋滞している大通りの車の合間を縫って通っていく自転車と歩行者。日本だったらあんな大通りの車線のど真ん中に自転車や歩行者が入っていくなんて考えられません!車線もあってないようなもの。ちょっとした隙間があればそこに我先にと車が割り込みます。割り込んでおいて、次の交差点では真反対の方向に曲がろうとするので大混乱です。
しかも、信号が赤でも右折車はとまらず進みます。(中国は右側通行)青信号側の車線からびゅんびゅん車が来るのに、まったくスピードを緩めずに進入していくので、最初は私、びびりまくってました・・・。なおかつ歩行者や自転車は信号おかまいなしですから(笑)。

空港が天津着だったので、そこから高速道路で2時間ほど北京へ移動したんですが、凄いスピードを出している上に、トラックなんかの遅い車をジグザグにウインカーも出さずに追い抜き。しかも前の車との車間距離はベタ付け!!それでクラクションを鳴らしまくりなので、着いて早々ドン引きでした(笑)
なんでも、クラクションは中国では「後ろに接近してますよー、今からおたくを抜きますよー」と知らせる為の警告クラクションで、怒ったという意味ではないそうです。それを知らなかったから、観光客乗せてどーゆーアブナイ運転手かと(笑)

「このドライバーは旅行会社に所属しているドライバーなのでとても安全運転です。大丈夫ですよ」と言っていたが、これで安全運転なのかー(汗)
確かに抜いてくテクは凄いと思うが、どう考えても高速でベタ付けは危険すぎる・・。習慣って怖い。安全に帰れてよかったわ。

ガイドさん曰く、最近は免許の習得も難しくなり、交通マナーの教育もだいぶきちんと行われるようになったが、圧倒的にごく簡単に免許が取れた頃のマナーを知らないドライバーが多く、また今は特にオリンピック前で地方の人々が多く集まっているので、日本のように交通がきちんと整備されるようになるまでにはまだまだ時間がかかりそうだということです。

うーーーん、というより政策とか整備とかが急激な発展と車の劇的な増加に明らかに追いついていないって感じが私にはしましたけど。
とにかく、あの車の数と渋滞は異常です。日本でCO2削減だ!なんて言っているのがバカバカしいくらい・・・。
で、試験的にナンバーの奇数車と偶数車で、使用可能な日を分けるんだとか。
それも本当に車が必要な人には不便な話ですわね。

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