朔のつれづれ

つれづれに書き散らしております。

またまた放置。

2011-02-25 23:01:09 | Weblog
今日、一年間やってきた仕事が終わりました。

急逝した師匠から引き継いだ仕事で、とにかく最初はバタバタしましたが・・・・。


とある私立高校の専門学部の体育の授業の仕事。

高校1年生と2年生・・・・
16歳と17歳ですよ。

ちょうど私の年の半分(汗)

そうか。彼らは当然平成生まれか。
それにしてもジェネレーションギャップってこんなにあるものだとは思いませんでした(笑)

とにかく言うことを聞いてくれない、ちょっと出来ないとすぐあきらめる、すすんで興味を持とうとしない・・・・・

ったく、最近の奴らは・・・と最初はかなりイライラしましたが
冷静に考えればきっと、私たちもその頃はきっと同じ感じだったに違いない。

一人一人と話をして触れ合ううち、とてもみんな素直でかわいいし、まだまだやっぱり甘えたい年頃なのかなぁなんて感じました。

なかなかふつうでは体験できない機会を与えてくれた仕事に感謝しています。

男子校ではないのですが、担当したクラスは専門内容上、男子が90%以上のクラス。
男くさい環境で、毎回最初から最後まで

「黙れ!!」「並べ!!」 「ちゃんとやれ!!」

と怒鳴っている時間が圧倒的に多い授業でしたが

自分にこんな息子がいたらほんっとーーーーに可愛いだろうなぁと思ってしまう
いとしい彼らでした。
子供たちの精神状態の問題など色々話題に上る昨今ではありますが
厳しい部活動に毎日明け暮れている彼らは、あれこれ甘えで反抗はしてくるものの、やはりおおもとの部分ではとてもまじめな子が多くて
そんな点ではほっとするというか、心から応援してあげたくなるような、まだまだ捨てたもんじゃない、って所に安堵しています。

カリキュラム変更の兼ね合いで、今年度で終わりになってしまった授業ですが
私自身にとってもとても大変ながらに得るところの多かった仕事でした。

学校祭のダンスの振付を一緒になって練習したり、本番の学校祭も見にいったり
有力野球実力校なので、高校野球選抜の試合も見に行ったり

リアルな話、インストラクターにとっては中身に比べてはるかに条件の悪い仕事で敬遠されがちな仕事だったのですが
私にとってはまさに、「その仕事プライスレス」みたいな経験ができてよかったと思っています。


しかも、やっぱりね
若い男の子相手だといろいろ気にするわけですよ(笑)

汗臭いといやだろうなーーとか心配して
普段は使わない制汗剤とか使っちゃったりして(笑)

ちょっと髪型かえたり、化粧手ぇ抜いたりしても言われますからね(笑)


そんな点でも、自分も気を張ってたというか、気を若くする刺激になってよかったというか。



めっちゃ毎回精神的な疲労が大きかった仕事だけに終わってほっとしている反面、
ものすごくさみしいなぁと思っている自分がいて、

ちょっと驚いています。