朔のつれづれ

つれづれに書き散らしております。

One of my favorite movies Part.2

2005-04-24 01:54:59 | Weblog
それは、「ノートルダムの鐘」です。ディズニーアニメなので、Movieというカテゴリーに適しない
かもしれませんが、私的に旬なfavoriteということで。

コレ、公開時に、劇場に観に行きました。にもかかわらず、その時の印象が全然残ってません。
その当時は、「美女と野獣のスタッフが贈る第二弾!」みたいなフレコミでの公開でした。
それ故に観に行ったのかも、いや、ただ単に、その当時付き合ってた彼とのデートの、行事的な時間つぶしの一環に過ぎなかったのかもしれません。

なぜ、5年以上も前のモノに今になって激しく興味を持つようになったかというと。
ここで、「アマデウス」に繋がるわけです。アマデウスの主演男優トムハルスが、この作品の主役であるノートルダムの鐘つき男カジモドの役を演じているからでして。

最近、トムハルスにはまっている私です。全く二枚目でもないこの俳優になぜはまってしまっているのか、自分でも不思議なんですが。。。
モーツァルトになりきる演技、そのなかでも彼にしか出せないキュートさ、そしてなによりもピアノや指揮まで映画の為にこなしてしまう才能に惹かれたのかもしれません。
二枚目よりも、才能のある男性に断然心惹かれてしまう私です。
せっきーもね。(せっきーが全然二枚目じゃないと言いたいワケではない・・・笑)

で、そのトムハルス繋がりから、懐かしいタイトルを借りてきて観たというわけなんですが、
これが、スゴイ。

なにが良いかって、音楽がいいですよ。

全編、ミュージカル仕立てになっていますが、中世ゴシックを思わせる荘厳なパイプオルガンや鐘の響きと声楽に、鳥肌が立ちっぱなしでした。
トムハルス演じるカジモドや、デミムーア演じるエスメラルダ(歌は違う人の吹き替えみたいだけど)の歌声もいいです。心に沁みます。

世間一般の評価は散々ですけどね。暗いとか、ディズニーお得意のファンタジーとは程遠いとか。
でも、完成度の高さからすれば、これは歴代ディズニーアニメ屈指だと思うんですが。

「美女と野獣」以降、ディズニーも絵柄が変わってしまって、「ムーラン」とか、「ポカホンタス」とか、ストーリー的には悪くはないとは思うけど、あの絵は個人的にはどうもダメでした。

やっぱり、ディズニーはこの絵柄ですよ。

しかも、この作品は群集などにCGなどを駆使して、さらに完成度を高めてます。美術的完成度の高さにため息がでます。

ただ、ストーリーはちょっぴり合点がいかないですがね。
「外見ではなく、心の美しさが大切」だとうたっているのに、楼上の心優しき怪物カジモドが恋したジプシーエスメラルダが心惹かれるのは、彼ではなくてハンサムな親衛隊長フィーバスですから。
結局、外見なのか??という話なわけで。。。(汗)
二人を、傷付きながらもそっと見守るカジモドが切ないです。

ま、それはさておき、ディズニー映画のなかでも大人の最上のアニメの一つだと私は最大の賛辞を贈りたい作品です。

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