白骨の道 「地を這う虫達の叫び」 ・ メール:kanran@i-next.ne.jp

私の寒蘭栽培と「炭鉱が閉山して崩壊した町」の回顧録
利権に慾る人間の生きざまを赤裸々に綴ります 77歳です

建設業者と役場職員が癒着した、その時町行政は方向性を見失った (その4)

2014-03-19 12:08:24 | 日記

・・地方公務員の議会での小さな事件を回顧しました・・昔から農村には水道が無かったので、水田の区画整備事業と併せて水道施設を完成させた。ある日の課長会議で、議案の説明をした「農業構造改善事業で集落に設置した水道施設を世知原町上水道に編入する議案」を提案した、ところが上水道の担当課長がこの議案に反対した。私は、効率補助事業で設置した水道を各集落に運営させるよりも町の上水道に合併するのが効率である。と確信していたので前議会の「議決書」通りの議案を作成して提案した、この課長会では私の提案の通り決定した。ところが、議会で、この議案に対して議長傘下の議員から「この議案の作成について、中島さんの本を読んで勉強しましたか」との質問があつたので、私は次のように答弁した「只今のご質問の内容が理解出来ませんので、お答え出来ません」と聞き返した。処が突然に議員が「議長、今の下野課長の答弁は議会軽視だ」と発言した、議長から「答弁内容の訂正を求めます」との要求があつたが、私はそれを拒否した。議長が閉会を宣言した。(町長と私が議長室に呼ばれた、協議の結果、明日の議会で私が謝罪する事となった)翌朝の議会で私は「先日の答弁は適切でありませんでしたので、発言を撤回致します、議会を混乱させた事に対して謝罪いたします」と発言した、その後、議員の質問も撤回されて、この議案は採択されました。私が答弁を拒否した理由は、第一に、議長が理事者側の発言について修正を命ずる権限が無い事、次に議案の審議は、即近日の議決書を優先すると定められている事、私がこの通りに答弁したら、質問した議員と議長の責任そして建設課長との癒着が問題になっていたのです。

上の写真は、木浦原笥瀬地区水田基盤整備前の風景 (昭和30年代に私の自宅正面から見た水田の風景です)

 

写真左下、大阪から企業誘致した鉄鋼関係の会社、写真右の赤い屋根は精神科関係病院のパン工房だそうです、水田は区画整備されて左記の建物に転用されている。



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