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ひょうごの在来種保存会

会員さんも800名を越えました。活動報告を発信します。

【速報】年に一度の保存会現地研修会!!!決まる!!!

2009年09月15日 | 保存会の現地研修会
ひょうごの在来種保存会の会員の皆様!!

昨年、丹波をお邪魔しました恒例の保存会現地研修会!
今年は但馬に決まりました。

11月14日(土)~15日(日)

スケジュールや申し込み方法は、来月当初にお送りします保存会通信10号に記載しますが、今の予定では・・・
○豊岡市但東町  赤花そばの郷
○豊岡市日高町  北村わさび
○養父市奥米地  ほたるの館
○朝来市和田山町 あーす農場
○朝来市朝来町  八代茶園、岩津ねぎ、みのり館
 で、過去最大(かも!?)の盛りだくさんの研修予定です

お腹をすかせ、申し込みください。15,000円です。

09.07.26 保存会の県外調査(大阪)⑥道の駅「かなん」

2009年08月19日 | 保存会の現地研修会
3つのなにわの伝統野菜を見た後は、伝統野菜を買うことが出来る道の駅、「かなん」へ向かいました。
休日ということもあり、直売所は大勢の人です。。。

直売所の支配人兼農事組合法人専務兼道の駅駅長の阪上さんにお話を伺いました。

阪上さんについて詳しい情報
http://www.jsapa.or.jp/chisan/hyosyo08/PDF/04-2-2.pdf

阪上さんは河南市生まれ、JA大阪南で営農指導。退職後、道の駅かなんへ。
・この地方は技術力が高い農家が多い。たとえばきゅうりでは、高値となる時期の出荷を目指して、当時はなかった7月植え(夏秋きゅうり 9月上旬から12月上旬出荷)という新しい作型をつくった。
・今はなにわの伝統野菜は17品目があが、府内で河南の作付けが一番多い。今でも9品目を出荷している。需要に対して絶対量は足らないが、「伝統野菜を買える道の駅」として知られている。
・なにわの伝統野菜は当初2年間はPR不足で誰にも見向きをされず、したがって漬物屋等加工業者や八百屋、居酒屋を廻った。最初に火がついたのは居酒屋だった。
・販売ではお客さんに話をすることを心がけている。たとえばサトイモを買うお客さんには、石川早生は、大和川を源流の一つとする石川の流域にあった石川村が原産地であるが、石川村とは今で言うこの河南のこと・・・とか、興味深いお話をたくさん伺いました。

09.07.26 保存会の県外調査(大阪)③勝間南京

2009年08月16日 | 保存会の現地研修会
乾農園を後にして、住本さんが案内してくれたのは「なにわの伝統野菜」の農場。
いろいろな場所で作っているそうですが、1箇所で3つ見ることが出来る農園を案内していただきました。
見させていただいたのは出荷が終わったハウス状の支柱仕立てのほ場と、地這えのほ場です。

まずは勝間南京(こつまなんきん)
【支柱仕立て 収穫終わり】


【今から収穫を向かえる露地もの】



09.07.26 保存会の県外調査(大阪)②えび芋

2009年08月15日 | 保存会の現地研修会
大阪なすの乾さんを訪問したのはこちらが目的です。

そう、えび芋。
今日の会員さんには姫路えび芋保存会の皆さんも一緒です。そう、兵庫と大阪の海老芋交流!!!
乾さんは今年20アール作付けされています。かなり大きくなっていますね~。
元々土に力があるので肥料は油かすだけとおっしゃってました。
管理機でしっかり土上げして大きく育っています。

「4月20日頃に植えます。早く植えても木が傷つくだけで大きくならなりません。一番大きいときで背丈の上までこないと十分な量がとれません。」
親芋の芯止めについて特殊な技術は、また保存会通信で。。。

09.07.26 保存会の県外調査(大阪)①

2009年08月14日 | 保存会の現地研修会
保存会の新しい試み、県外調査を実施しました。
会員26人が車に分乗し、大阪へ。
09.01.18の会の活動「なにわの伝統野菜に学ぶ」で発表していただいた、八百屋セレクトの住本さんの案内で、まず、この時期に一番元気な大阪の生産者、大阪なすの乾さんのところをおじゃましたした。
乾農園は有名ですね。。
http://news.nissyoku.co.jp/Contents.aspx?pid=urn%3Anewsml%3Anissyoku.co.jp%3A20090717%3ASATO20090713103759694%3A1

なすの選別箱詰め作業中でした。美しいなすです。



08.11.22~23 研修会 今年は丹波!⑬酒井農場

2009年01月13日 | 保存会の現地研修会
今回の研修会の最後に、有機農業を実践されている酒井さんの農場を見学しました。
「はくさいが虫にやられてぼろぼろや。容赦ないわ。」
虫に食べられ網の目のように葉がなった白菜があれば、おいしそうな元気いっぱいのねぎやセロリやだいこんが収穫時期を迎えています。
自然の恵みの分かち合いですかね。



08.11.22~23 研修会 今年は丹波!⑫丹波大納言小豆黒さや

2009年01月12日 | 保存会の現地研修会
柳田さん宅で昼食をいただきました。
黒さや小豆ご飯です。とても小豆がでかい!
もはや小豆ではありません。もう「豆ごはん」です。ちょっとびっくりです。
その上、皮が軟らかかった。

おかずは氷上つたの会のお弁当でした。

黒さや小豆のおはぎもいただいたのですが、写真を撮り忘れてしまいました。
丹波大納言のマスコットキャラ?? 「あずきー」。 そのままやっ!!


08.11.22~23 研修会 今年は丹波!⑩丹波大納言小豆黒さや

2009年01月10日 | 保存会の現地研修会
次は、丹波大納言小豆黒さや。

現地報告の前に、「黒さや」を紹介します。
「丹波大納言」というのは、丹波地方の大納言(注:「大納言」…朝廷の最高機関である故、切腹することがない=炊いても腹が破れない小豆→破れると中のでんぷん粉質が流れ出てしまって味も見た目も悪い)ですが、その中で春日町東中でつくられる小豆は特に破れにくい、大きく膨らむ、軟らかいを兼ね備えていると言われている。
 参考…数年前にTV番組「どっちの料理ショー」で本日の特選素材として扱われ、ブレイク!
 ※このあたりの情報は柳田さんのHP→http://www.kurosaya.jp/

その東中地区でつくられている小豆はさやが黒いのが特徴で、一般につくられている小豆が莢の色が「白」や「茶」であるのに比べ、「黒さや」と呼ばれている。
ちなみに、柳田さん宅で見せていただいた、3種の莢です。

※最初の写真の左側が「茶さや」右側が「白さや」
 2枚目の写真が「黒さや」

08.11.22~23 研修会 今年は丹波!⑨丹波黒大豆

2009年01月09日 | 保存会の現地研修会
黒大豆の産地といえば、篠山市の川北が一番有名ではないでしょうか?
世界一の大豆・・・というと、事実だと思いますが、少々派手なので、日本一の大豆、川北のくろまめです。

6月ごろ播き、暑い夏の間、巨大な、とても大豆とは思えないような葉で太陽の日を受け、10月にようやく枝豆で食べられるくらいに、そして11月末から収穫時期です。

収穫風景を見学させていただきました。
畑で乾燥させたあと、昔のお米のように稲木掛けするんですね。
キレイです。

この後、莢から粒を出して選別して出荷。年末に店頭に並ぶのでしょうね。