凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

非嫡出子遺産相続差別

2013-09-05 | 日記
非嫡出子の遺産相続差別は現行憲法発布60年余にしてようやく違憲判決が出た。至極当然の判決だ。18年前の判決では合憲だったの非常に驚いた記憶がある。小学生の頃尊属殺、卑属殺の理不尽判決に衝撃を覚えた。これらが違憲という判決が出たのは昭和48年だ。憲法は理想であり必ずしも条文が守られなくてもいいという不思議な理解が法曹、政治でまかり通っている。それを支えているのがカビの生えた価値観を守る超保守の政治家だ。なお、中韓に媚びる左巻きを擁護するものではない。これらはもっと酷い無法者である。

民法の規定は明治政府の富国強兵に基づいている。徴兵するためには江戸時代の結婚観は障害になっり、安心して戦場に行けるよう賢婦は二夫まみえず(江戸時代は何度も結婚するのが一般的であった)という結婚観を作った。「湯島の白梅」は典型的プロパガンダである。もう一つの柱が靖国神社である。これで国民皆兵の基礎ができた。

今や結婚という概念が変わりつつある時代。欧米では同性婚が認められる時代に差し掛かっている。