「ホテルカリフォルニア/県立厚木高校物語」
今ではあまりにアナクロで笑っちゃうけど、わたしより三年かな?年上の横内先輩が知っている厚木高校と、わたしが体験した校内の雰囲気はそっくり。当時の厚木の様子、私たちが出入りした店撫でが実名ででていて懐かしかった。
見ていただくとわかるけど、髭もじゃの応援団の先輩がきて、黒板を空手みたいに突きながら、応援歌覚えたり、シビアな社会批判討論があったり、有名大学合格者の、名前を玄関廊下にはりだしたり、、。実話なんですよ。
「あったなー」って、懐かしく、また、当時の厚木のヤンキーファッションや、どこで探したのが、ビニールのスポーツバッグや、大学生になると急におしゃれなハマトラになるなどの微細な描写がよくできていて、かなりわらいました。
そして、わたしもなんですが、横内先輩も19歳くらいで、仲間を亡くしているんですね。わたしもそうでした。わたしもその友人と果たせなかった約束を悔いて、罪悪感の清算のために、厳しい作家生活に飛び込んだところがあります。みんなが経験する、青春の危機が、生な言葉で表現されていて、名作の殿堂入りは当然と思いました。
青春の物語は、普通は少し不良で、勉強できない主人公が多いですが、エリート高校生の(わたしはそこのドン尻、落ちこぼれでした)
青春も悩ましいんです。大学を偏差値でランキングして人生を振り分けるしかない切ない現実。それを不条理と思う叫びが、ストレートな差別発言で爽やかに表現されていて、いまの若いひとがみたら、スッキリすると思います。
しかもそれを創設メンバ_と40年演じ続けていると言うのがスゴイ!!紀伊国屋ホールを三週間借りて公演もスゴイ!
横内先輩には挨拶しましたが、立て込んでいて、しゃしんとりわすれました!また次回に!
皆さん、扉座公演、素敵なので、ぜひつぎの機会に覧くださいね。
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