駅を目の当たりした時の思いは忘れない。
前回に載せた写真
ぽんぽん蒸気さんのコメントに書きましたが
あのように遠くから写したのは
「初めて見た時の様子」を残しておきたかったから。
今にして思うと自分の力で夢を叶える為に何かをしたというのは
その時が初めてだったのではないか。
都市に廃墟となった鉄道の駅舎がある。
それもモノレールという特殊なものだ。
子供ながらに不思議に感じた。
長年見たかった大船駅がそこにある。
すぐにでも駆けつけたいはずなのに
暫くの間川の対岸から錆び付いた駅舎を眺めていた。
もしかして大船駅にもモノレール電車が残っているのでは?
と期待していたがそこから見えたホームには
「大船」と書かれた駅名板だけだった。
ついに来たんだなぁ
念願が叶って暫くの間駅に見とれていた。
こんなふうになってたんだ・・・
そして対岸に渡るべく先にある橋へと向かう。
大船駅前の狭い道を抜ける。
狭い割に自動車もそこそこ通るので子供の私には怖かった。
それに来園者は国鉄(当時)大船駅からの乗り換えになるのにかなり離れた場所になるんだな、と思った。
モノレール大船駅が再び見えてきた。
鉄道の駅があるというのにどこか裏寂しい。
何時頃だったのか思い出せない
まだ夕暮れには時間があった。
赤錆びた駅舎には確かに
モノレール大船駅
と記されていた。
大船駅のモノレールといえば駅の反対側にある湘南モノレールなのだが
人々から忘れさられたようにもう一つのモノレール大船駅がある。
まるで別の次元に来てしまったかのようだ。
駅の前は貸し駐車場
隣にはアパートや一戸建て。
自転車を停めて駅に近づく。
入れるか、と思っていた入口は板で塞がれて脇の入口は錆びたシャッターが降りている。
7、8段の階段を上がりかつて切符の販売所だったと思われる窓口に近づく。
目張りされている一部が壊されており頭を入れる。
中を覗くとかなり荒れていた。
そして左側の駅への入口は所々の隙間から内部が伺えた。
まず目に飛び込んだのはオレンジ色の売店だった。その上には白地に赤と緑の丸い点と字で〇〇アイスクリームと看板があった。
残念ながら25年も前の記憶なのでここが詳しく思い出せない。
売店といっても小さなものでスタンド形式だったと思う。
改札周辺にはオレンジ色をした「ロッテチウインガム」の自動販売機があった。
金額は20円。
記憶に残っているものではペプシコーラのベンチ。その当時でも珍しかったので覚えている。
改札を抜けると階段がありその先は別れているようだがそれ以上は見えない。
なんとか駅構内に入れないかと考えた。
板張りの右下に小さな扉があったが南京錠が掛かり入れない。
侵入するとなると先の切符売り場だろう。
しかし、入る所を人に見られて警察を呼ばれたらオシマイだ。
駅の周囲を巡ってみる
錆だらけの鉄骨があるだけで特に発見はなかった。
それでも何度も駅の周りをグルグルと回った。
(↑これはニュース映像から)
どの位その駅舎にいたのだろう
もう覚えていない
初めての一人旅はとても楽しかった事だけは覚えている
つづく
前回に載せた写真
ぽんぽん蒸気さんのコメントに書きましたが
あのように遠くから写したのは
「初めて見た時の様子」を残しておきたかったから。
今にして思うと自分の力で夢を叶える為に何かをしたというのは
その時が初めてだったのではないか。
都市に廃墟となった鉄道の駅舎がある。
それもモノレールという特殊なものだ。
子供ながらに不思議に感じた。
長年見たかった大船駅がそこにある。
すぐにでも駆けつけたいはずなのに
暫くの間川の対岸から錆び付いた駅舎を眺めていた。
もしかして大船駅にもモノレール電車が残っているのでは?
と期待していたがそこから見えたホームには
「大船」と書かれた駅名板だけだった。
ついに来たんだなぁ
念願が叶って暫くの間駅に見とれていた。
こんなふうになってたんだ・・・
そして対岸に渡るべく先にある橋へと向かう。
大船駅前の狭い道を抜ける。
狭い割に自動車もそこそこ通るので子供の私には怖かった。
それに来園者は国鉄(当時)大船駅からの乗り換えになるのにかなり離れた場所になるんだな、と思った。
モノレール大船駅が再び見えてきた。
鉄道の駅があるというのにどこか裏寂しい。
何時頃だったのか思い出せない
まだ夕暮れには時間があった。
赤錆びた駅舎には確かに
モノレール大船駅
と記されていた。
大船駅のモノレールといえば駅の反対側にある湘南モノレールなのだが
人々から忘れさられたようにもう一つのモノレール大船駅がある。
まるで別の次元に来てしまったかのようだ。
駅の前は貸し駐車場
隣にはアパートや一戸建て。
自転車を停めて駅に近づく。
入れるか、と思っていた入口は板で塞がれて脇の入口は錆びたシャッターが降りている。
7、8段の階段を上がりかつて切符の販売所だったと思われる窓口に近づく。
目張りされている一部が壊されており頭を入れる。
中を覗くとかなり荒れていた。
そして左側の駅への入口は所々の隙間から内部が伺えた。
まず目に飛び込んだのはオレンジ色の売店だった。その上には白地に赤と緑の丸い点と字で〇〇アイスクリームと看板があった。
残念ながら25年も前の記憶なのでここが詳しく思い出せない。
売店といっても小さなものでスタンド形式だったと思う。
改札周辺にはオレンジ色をした「ロッテチウインガム」の自動販売機があった。
金額は20円。
記憶に残っているものではペプシコーラのベンチ。その当時でも珍しかったので覚えている。
改札を抜けると階段がありその先は別れているようだがそれ以上は見えない。
なんとか駅構内に入れないかと考えた。
板張りの右下に小さな扉があったが南京錠が掛かり入れない。
侵入するとなると先の切符売り場だろう。
しかし、入る所を人に見られて警察を呼ばれたらオシマイだ。
駅の周囲を巡ってみる
錆だらけの鉄骨があるだけで特に発見はなかった。
それでも何度も駅の周りをグルグルと回った。
(↑これはニュース映像から)
どの位その駅舎にいたのだろう
もう覚えていない
初めての一人旅はとても楽しかった事だけは覚えている
つづく
懐かしい
甚だ恐縮です。
まだまだ続く予定ですがやっと半分といった所です。
今後も宜しくであります。
変ですが人々をひきつけるものがありますね。
「なんでもっと写さなかったのだろう」
と今でも後悔しております。
>>ひきつけるものがありますね。
まったくです。
懐かしい記事にコメントありがとうございます。
>かつて、東海道線や横須賀線~
あの車窓から見える姿が懐かしいですね。
駅に近づくとワクワクしたものでした。
そういえばこの続きを書いていませんでした(汗
早く書かなくては(汗
今後も宜しくお願い致します。