あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

429号車応答なし

2007-04-21 00:01:02 | (旧車)
今月号のJ,sTipo にGTR オーテックバージョンのパトカー仕様(4ドア)の記事があり興味深く読んだ。
98年に導入された同パトカーは速度取り締まり用としては退いたがその存在感からイベント用や連絡用として今も神奈川県第二交通機動隊に残っているとの事だ。タクシーなみに酷使されるパトカーの寿命は短い。
そんな中で88二文字ナンバーが今も残るとは異例のな事だ。よく知られた例で新潟県の53年型ポルシェ911SCのパトカーもある。

もっともGTRパトカーを本気で残すのかは分からない。
それでも延命されている事はとても喜ばしい。
同時にあるスポーツカーパトカーの事を想った。
神奈川県警察のフェアレディZだ。
ここまで書くと日産自動車に保管されている240ZG改だとお思いの方もおられると思うが240Zではない。

今も刊行されているのか分からないが私が高校の頃、神奈川県警察が発行している「県民のまもり」というPR誌があった。

暴走族取り締まりの記事に使われる採証車が紹介されていた。


散光式赤色回転灯の中央に埋め込まれたスポットライトが特徴の採証車。車内にはカメラが備わる。
上部のみで車の全体写真は無いが429というコールサインを付けた同車はエアースクープの形状からS130(280Z-L)だと乏しい知識でも容易に判明した。
その頃のスポーツカータイプの高速パトカーは既にZ31だったので旧型となった130Zを高速隊から交通機動隊に籍を移したのだろう。

 フェアレディZというだけでもカッコいいのに、しかもパトカー!
いつか見てみたいと思う憧れの車だった。

10年程前、交機に勤める知人から同車がまだ存在し車検も通している事を聞いた。
またその頃JsTipoの読者欄に
「金沢文庫近くで130Zのパトカーを見た!そんな古いパトカーが存在する訳ない。何だったのだろう?」という投稿があった。
編集者は「パトカーの耐用年数は10年。何かの撮影の劇用車だったのでしょう」と答えていた。

正解は金沢に第一機動隊があり年頭視閲の際は一交機のPCを全て持って行くからその時に目撃されたのだ。

それから数年後、別の友達が昇進すると同時に第一交通機動隊に異動となった。

さっそくS130の429号車について聞いてみると
新入隊員の訓練用に使われているとの事だった。
「訓練用?」
『パワステが付いてないから(笑)重たいハンドルで新人の訓練を鍛えるの』
と答えが帰ってきた。

許可を取り見学に行くと130Zは雨を避ける為か屋根のある車庫に入れられていた。
フロントガラスにはあの時と字体は違うが「429」とコールサインが入っていた。

 ついに逢えたのだ・・・

スカイライン&Z32を所有する第二交機と違い高速道路を持たない一交機はセドリック&クラウンの「セダン」タイプのみで唯一のスポーツカーパトが429号車だけ。

車内にはアナログ式のストップメーターが備わりサイレンアンプも旧式なまま。
隣に置いてあった新車のクラウンパトと比べると車体側面に記されている
「神奈川県警察」の文字が現代のパトカーと逆だった。
助手席だけがZ31用と思われる純正シートに代えられていた。
採証車時代のカメラは既に無い。

細部に錆が出たりボンネット先端の旭日章も金色が飛んでしまうなどの
ヤレが見受けられたがさすがに本物の警察車両としての風格は損なわれていなかった。

まさに本物のスーパーZだ・・・

参考画像)

「この車、やっぱり高速隊から降りてきたみたいだね。前に高速隊のオジサンが『懐かしい~、まだあったんだ!』って驚いていた」

それから数年し、友人は更に昇進をし交機を去ってしまったので429号車のその後は分からなくなった。

一昨年、旧車イベントで交通安全センターから日産に返還された240ZGのパトカーを見て130Zを思い出した。

130Zが気になり聞いてみたが

「この前用事があって(交機に)立ち寄ったけどいなかったよ。」
『車検?』
「分かんない。ちょっと聞いてみるよ」

後日、連絡があった

「やっぱり廃車されたみたい」

あくまでも想像だが部品が出なくなったのかもしれない

せめて神奈川県の警察学校にあったポルシェみたいに保存してくれれば良かったのだが(このポルシェも現存せず)

まるで警官の友達を亡くしたような気持ちだった。





 





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大分旅行 18 三菱コルト1000Fバン

2007-04-08 18:35:42 | 
かつては駅だったというバスターミナルに降りコインロッカーにボストンバッグを入れる。

旅に出る前、あらかじめ商店街のサイトにコルトを見学させて欲しい旨のメールを出したら
「鍵は商工会議所が持っているので借りてきます。当日は〇〇にいらして下さい」と丁重な返信を頂いていた。
なんというお心遣い(涙)

担当の方と逢い挨拶を済ませついに念願のサンヨーコルトと対面。

思い起こせば数年前、ネットオークションでコルトを検索していると現存していたのが奇跡な同車を見つけて旧車の掲示板に書き込みをした。そこでもちょっとした話題になったのだが終了を待たずに取り消された。
ただでさえ珍しいコルトFバン。それも電気屋カラー。
行く末がとても気になった。いつかどこかのイベントでシャコタン等の変わり果てた姿で現れたら号泣ものだな、と心配していた。
それからしばらくしたある日、豊後高田を訪れた人のブログにあのコルトFバンがチラッと写っていた。

そうか、あそこの商店街に収まったのか。それなら安心だ。と胸をなでおろした。
そんな想いがあった車。
しかし…



ホコリまみれで蜘蛛の巣も張っている状態でした(涙)










蔵の軒下に展示されているのでボンネット先端は雨で錆が出ている。
「将来は蔵の中に展示スペースを設けます。それまではここに置きます」

それまで腐らなければいいけど・・・

エンジンはバッテリーがあがってしまい掛けられません。
車検も切っていました。

せめて洗ってキレイにしてあげたい。
「こんな事もあろうかと」家から埋蔵金ならぬ「マイぞうきん」を持ってきたのだがバス停のコインロッカーに入れたカバンの中だ(真田志郎さんにはなれないな。分かる人だけ分かって下さい)。

係の人に失礼を承知で「私にぞうきんとバケツを貸して下さい」と懇願した。
『お客様にそんな事をして頂く訳には…』と断られるがそれでも頼み込む。
『本当に宜しいのですか?』
と恐縮されタオルとバケツを貸してくれた。

本来ならホコリをはらってからなのだが洗車用具の用意も無いとの事なので仕方ない。
時期は11月なので寒いが暑くなってきたのでシャツ一枚になる。
なんと小雨も降ってきた。

 遠い旅先の地で頼まれてもいないのに人の車を洗う私・・・

 濃い旅だな

『懐かしい車だねぇ~!』
観光客から見れば私はこの街のスタッフにしか見えないのだろう。
洗っているといろいろな人から声を掛けられる。

ここで無視しては昭和の街に迷惑となるので気合を入れて
「懐かしいでしょう~!この車はですね、電気屋のおばさんが・・・《略》」

笑顔で解説する。目が合った人にはこちらから挨拶!

 『トイレどこですか?』

「あ・・・あちらの角を曲がりまして・・・(汗)」
私は何をしているんだ?

それでも洗いながらこの車の歴史や自分のコルトの事を考える。

バケツの水がすぐに真っ黒になるので何度も交換した。

ここまで来たのでワックスを掛けたい。が、ワックスの用意も無い。
担当の方が
「私の車に積んであるので宜しければ・・」
と取りに行ってくれた。

かなり時間が掛かってしまったが、やっと終了♪






自分で言うのも何ですが
う~ん、キレイだ!

例えれば、ほったらかしの不動車にしか見えなかったのが
本当に電気屋さんが何かの用事で立ち寄った、みたいに見える。





それにしてもマイコニックビデオというのも懐かしい。
中村さんちはマックロードだったっけ?

何も整備をした訳ではなくただ洗っただけ。
それでもコルトFバンの顔は喜んでいるように見えた。

 私は帰るけど、いつまでも元気でね

心の中で、そうつぶやいた


それから一ヶ月位経ち、NHKで豊後高田のあの街が紹介されていた。
蔵の前で開かれた座談会の後ろにはあのコルトがいた。

ホコリまみれではないその姿を再び見られて嬉しかった。




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セブンイレブン おもひで本舗

2007-04-02 21:29:47 | 70年代
一昨日、出先の地でセブンイレブンに立ち寄った時の事。
お茶を買って出ようとすると
「こんなの売ってるよ」
と連れが教えてくれました。

セブンイレブンの復刻お菓子だそうです。
http://www.sej.co.jp/shohin/fukkoku.html

(但し、上記セブンイレブンのサイトにも載っていない復刻版があるようで
どれだけの種類が出ているか分りません。)

なっつかしい~~~!!!

私が幼稚園か小学生の頃のデザインです。

とりあえず全種類を買おうか迷いましたが出先の地なので持って帰るのも大変。
横浜に帰ってから買いに行けばいい、と思ったのですが
ハイクラウンとチョコボールだけ買いました。

しかし近所のセブンイレブンを巡ってみたものの殆ど売り切れ。
なんとかチョコフレークとジューシーガムだけは手に入れました。
(他にもグリコのアーモンドチョコとか売っていたが自制心ブレーキが作動し抑えました)




まだ開封していないが、それでも匂ってくるバナナのような甘い匂い。
子供の頃に親が買ってくれたのはだいたいこれでした。
目を閉じて匂いを嗅ぐとあの頃に戻ったようで・・・

これをコルトのダッシュボードに載せたら似合うだろう
父が吸っていたショートホープのタバコと一緒に。


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