ドラマみたいな事って本当にあるんですね
警察庁長官に中村格(いたる)氏が就任されました。
警察庁長官といえば日本の警察機構のトップ。
思い返せば6年前
伊藤詩織さんに対する暴行事件で逮捕状が下り捜査員が逮捕をしようと
帰国する男を空港で待ち構えている所に逮捕状の執行を電話で止めたのが
当時警視庁刑事部長だった中村格氏。
止めた理由は明らかにしていない。
逮捕状が発行されて被疑者を確保できず期限が切れて執行出来ないとか(また裁判所で請求できます)聞きますが
警察の上層部が「止めた」なんて異常。
そんな人間が警察機構のトップ「警察庁長官」になってしまった・・・
伊藤詩織さんは
「逆に今後(中村氏の判断次第で)逮捕ができてしまう、もしくはされない、同じようなことが繰り返される危険があると思います」
これ本当に怖い。
権力者と繋がりがあればこれからも起こりえるのだ。
これで警察を信じろ、ご協力をと言われてもねぇ。
中村警察庁長官「他事を考慮して捜査上の判断をしたことはない」
配信 毎日新聞
中村格(いたる)警察庁長官(58)が22日、就任記者会見に臨み、「先見性、発想力、創造性をフルに発揮し、AI(人工知能)等の先端技術を積極的に取り入れたい」と抱負を述べた。2022年に新設予定のサイバー隊については「諸外国の捜査機関の共同オペレーションに参画し、国境を超えたサイバー事案に対処できるようにする」と意気込みを語った。 会見では、ジャーナリストの伊藤詩織さんが2015年に性的暴行を受けたとして訴えた元TBS記者の男性に対し、警視庁が逮捕状を執行しなかった点についても質問があった。当時、中村長官は警視庁刑事部長だった。中村長官は「捜査の過程に具体的に言及することは控える」としたうえで、「捜査指揮にあたっては常に法と証拠に基づいて適切に判断してきた。法と証拠以外の他事を考慮して何らかの捜査上の判断をしたことは一度もない」と述べた。 また「現行の我が国の刑罰法規に抵触しないのであれば立件できないのは当然。適正捜査を進めて収集した証拠を十分吟味し、強制捜査への移行は十分慎重を期すべきことも当然だ」と語った。 この問題では、男性は準強姦(ごうかん)容疑で書類送検されたものの、容疑不十分で不起訴処分となった。検察審査会も17年に不起訴相当と議決した。伊藤さんは男性に損害賠償を求めて提訴。1審・東京地裁は19年に「性行為には合意がなかった」として伊藤さん勝訴の判決を言い渡した。男性は控訴している。【町田徳丈】