コルトの名義変更をしました。
18歳で免許を取得してからコルトの維持費(保険、税金等)は全て私が支払ってきましたが
名義は父→母のままでした。
父の会社の自動車保険で団体割引が使えるのと等級が20等級だったので
私しか乗らなくても名義は父の名前が車検証に載っていた。
父亡き後に相続の手続きや車庫証明の関係で母に名義は変わった。
しかし団体割引が適用されなくなってしまった事や
今後の事や私の職場の団体割引が使えるので私の名義に変更をしました。
今までは自分のクルマと言いながらも名義が親のままというのが引っかかっていましたが
これでスッキリ。
名実ともに私のコルト1100。
嬉しいようなちょっと寂しいような。
そういえば6~7年前にこんな事がありました。
コルトの鍵はエンジン、トランク共にスペアキーを使っています。
オリジナルの鍵は常に父が持っており腰のキーチェーンにぶら下げていた。
ある日、突然に
『もうこれお前が持っていろよ』
コルトのオリジナルキーを渡してきた。
「え?いいの?」
父の持っているオリジナルの鍵に憧れのようなものがあった。
ついに手に入った!
しかし嬉しい反面、寂しいような気持ちがあった。
これを手放すってどういう事…?
どうして急に…?
今更だけどもうコルトを任せてもいいと思った?
いや今更違うよね
私にとってのコルト1100は相棒であったり彼女であったり友人であったりするが
父でもあった。
やっぱりこの鍵は父に持っていてもらいたい
そう思いながらも受け取った。
受け取った時にコルトは私のものとなったのだ。
今回の名義変更で車検証に自分の名前が記されていても
あの鍵を父から渡された時の思いには及ばなかった。