なんだか落ち着かない天気が続いていますね。
そろそろ寺報を作らなくてはと境内を歩いていると、空からポツリポツリ。
つい上を見上げてみると、木の枝に気になるものを発見。
なんだかブツブツしたものが、たくさん生っているのですが…分かりますでしょうか?
ではアップでどうぞ。
これ、柿です。
客殿の裏手にある柿の大木に、青柿が鈴なりに生っていました。
秋の果物の柿ですが、実はもう6月には実らせていたんですね。
あまりに高い位置に生っているので、今まで視界に入ることがなく、気づきませんでした。
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
時期外れですが、柿というと思い出すのはこの俳句。
正岡子規の俳句で、子規は無類の柿好きだったそうです。
小さい頃は「柿を食べると法隆寺の鐘が鳴る」と思っていましたが、「柿を食べていると法隆寺の鐘が鳴った」が正解だと知ったのは、結構後になってからでした。(笑)
法隆寺は推古天皇と聖徳太子を開基とする奈良のお寺で、創建は607年と伝えられています。
もともと法相宗のお寺でしたが、昭和25年に独立。
現在は聖徳太子を宗祖とする「聖徳宗」の総本山となっています。
法相宗は唯識。
聖徳宗は「三経義疏」が所依の経典。
なんだか不思議な感じがしますが、きっといろいろあったのでしょうね。
どんなご縁があったのか、ちょっと調べてみたいと思いました。
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