週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
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『正信偈』 行譜

2011-09-11 00:02:04 | 近況報告

昨日はお経の会がありました。
今回は、『正信偈』の行譜をお勤めしました。

『正信偈』には、新譜(しんぷ)・行譜(ぎょうふ)・草譜(そうふ)という3種類の唱え方があります。

  新譜・・・本山の御正忌報恩講の1月16日のご晨朝に御影堂で唱えられるもの。
  行譜・・・宗祖の祥月命日のご晨朝や、各寺の報恩講法要などで唱えられるもの。
  草譜・・・法事や日常の朝夕の勤行に唱えられるもの。

普段のお経の会では、日常の勤行のお力になれるようにと草譜をお勤めしています。
しかし、お経の会に長く参加して下さっている方も多くいらっしゃるので、新しい唱え方の練習をしてはどうかと副住職が提案、即実行となりました。

というわけで、まずは行譜の正信偈を聞いていただきます。

     

草譜と行譜は、聞いていただくと歴然とした違いがあります。
一つは、4行目の最後の節で音が下がらず、3行目までと同じく棒読みであること。
二つは、2行目の所々で見られる、一音一音伸ばす節の部分の音程が上がること。
三つは、「善導~」で始まる箇所から、歌うようなメロディの節になること。(経本によっては楽譜が載っています)

一度聞いただけでお唱えするのは難しいお経なのですが・・・。
改めて、一緒にお勤めを始めるとビックリ!! 初めてとは思えない読経の声が本堂に響き渡りました。
このまま練習を続けていけば、法要に行譜をお勤めすることもできるかも!(喜)

さて、場所を客殿に移してお茶の時間です。
今回は予告どおり、自作の水羊羹でおもてなしです。
       
       

       

龍くんはジャンケンで遊んでもらったり、ヘリコプターをしてもらったり、ケンケンパを披露したり、シールで遊んだりと、マイペースながらもご機嫌な時間を過ごしていました。
そして今回も、お手製のネズミさんを頂戴し、坊守もご機嫌でした。
それから私も、「美味しい」とのお声をいただき、ご機嫌になりました(笑)

皆さま、楽しい時間をありがとうございました。
次回のお越しも、心よりお待ちしております。



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