朝、外から戻ると住職に呼び止められ、「珍しいから撮れば」と白い花を見せてくれました。
変わった形の花ですが、これはハンカチの木の花です。
男性の手の平くらいの大きさがあります。
花の部分が白いハンカチのように見えることに由来する「ハンカチの木」。
この名前は通称ではなく、ちゃんとした植物名です。
なので、正式には「ハンカチノキ」と表記します。
ただ、勘違いしやすいのですが、この白い部分は花びらではありません。
白いのは苞と呼ばれる葉っぱで、中央の茶色い部分が花本体(雄花・雌花)になります。
つまり、花びらはないんですね。
ハンカチの木は、墓地へと続く道の角にあります。
写真だと立て看板の右にある樹木です。
見上げてみると…。
曇天だったこともあり分かりづらいですが、よく見ると白い葉が幾つかひらいていました。
散るとバラバラになって、すぐに茶色くなってしまうので、綺麗な状態の花を手元で見られるのは、とっても貴重だったりします。
住職に感謝!です。
これからもっと花が増えてくると思うので、今から楽しみです。