8月の最終日、東静岡駅の近くにそびえ立つ、等身大のガンダムを見に行ってきました。
もちろん、副住職(旦那)の趣味。
この等身大ガンダムは、去年の夏にお台場で一般公開されていたものを、ガンダムの生みの親とも言うべきバンダイのお膝元である静岡に移設し、期間限定で再び公開しているものです。
ちなみに、去年もガンダムを見に、数回お台場へ足を運んでいます。
今でもアニメ化されているガンダムですが、今回再現されているのは最初のシリーズのもの。
30年程前に放送されていたアニメの中で、主人公が操縦していた機体です。
お台場で見たときも思いましたが、全長18メートルの機体を目の前にすると、やはり壮観です。
息子もガンダムを指差し、訳も分からず「おお~っ」と興奮。
もっと興奮していたのは副住職で、移設されてから増やされたアイテムのビームサーベルや、ライトアップされたガンダムを、熱心に撮影していました。
さて、こういうふうに書くと、私もガンダムが好きなんだなと思われそうですが、実はまったく興味がありません。
けれど門前の小僧と言いますか、付き合いがいいといいますか…今ではストーリーからモビルスーツの名前まで、大体覚えてしまいました。
それというのも、副住職と付き合っていたときに、映画版三部作のDVDを見させられた…いや、一緒に楽しんだことに起因しているはず。
ただ、内容的には考えさせられることがあり、そのときに感じたことを書き綴ったメモがPCに残っていたので、次回アップしましょう。
興味がないからと、切って捨てるのは簡単。
けれど、興味がなくても感嘆することもある。
結婚は異文化交流です。
習慣から趣味に至るまで、相手とどこまで許容し合えるかが、共に歩いていく上で、もっとも大きな鍵を握っているのではないでしょうか?
価値観は違っていて当然なのだから、違う価値観をほんの少しでも楽しむ余裕があれば、今回の遠征も自分の中にはない新たな価値観に、感情を揺さぶられることもあるんだということを知る、良い機会になったと思っています。
ガンダムが自分の文化になるとは思いませんが、その文化が旦那と息子を笑顔にするなら、私はそれで十分です。
おっと、ここまで書いておいてなんですが、副住職はすごいガンダムフリークというわけではありませんよ。
適度のガンダムフリークです(笑)