現在の佐賀大学放射線科の消化管診断、研究・教育についてです。
2008年1月現在、透視機器は4台ありますが15年の齢を重ねたTOSHIBA GCS 2台のうちついに1台が復旧不能となり困っています。あと2台はTOSHIBA DCA100 とSHIMAZU ZS35 というover tubeで病院のみんなで使ってる適当な機器です。
MIZ先生の新ホームページ原稿でしたが、準備にもう少し時間がかかってしまいそうなのでプレリリースさせて頂きました。
2008年1月現在、透視機器は4台ありますが15年の齢を重ねたTOSHIBA GCS 2台のうちついに1台が復旧不能となり困っています。あと2台はTOSHIBA DCA100 とSHIMAZU ZS35 というover tubeで病院のみんなで使ってる適当な機器です。
しかし、ついに平成19年度に2台の更新が決定し遅ればせながら透視系のデジタル化が到来です。特に、待ったかいがあるunder tube FPDという日本でも数台しか導入されていない機器が決定しました。適当なCCDカメラをつけた、嘘っこデジタルとはわけが違います。GCSからKalare という内容を業界の人に聞いてもらえれば、どれくらいの画像を消化管で目指しているかは分ります。
胃内視鏡検査はしていませんが消化器内科とコミュニケーションは極めて良好だしCT、MRI、EUS込みの消化管診断学を学ぶ環境としてはむしろ充実しています。内視鏡を飲ませられるようになって出来ると勘違いしていないでtotal な画像診断としての消化管診断を目指しましょう。
消化管検査件数は,平成18年度全体で867件上部消化管447件,注腸造影368件、他52件、EUS 88件とほぼ前年並みです。診断した悪性腫瘍は食道26例,胃117例(早期癌61例),大腸96例(早期癌37例)でした。胃においては進行癌の占める割合の増加があり術前検査としての性格がはっきりしてきました。
研修には高木病院検診センターの協力を得てルーチン撮影をマスターできるようにした上で大学で精密透視、診断学を学ぶようにしています。
研究会活動は両手にあまるほどあり東京、福岡、佐賀、久留米、武雄、伊万里と症例提示やミニレクで飛び回っています。消化器関連学会評議員、大腸癌研究会の施設代表者、胃X線検診精度管理研究会メンバーも継続中。
MIZ先生の新ホームページ原稿でしたが、準備にもう少し時間がかかってしまいそうなのでプレリリースさせて頂きました。
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