佐賀大学病院放射線科アンオフィシャルブログ ~さがの読影室から~

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2011.01.19

2011年01月19日 23時04分41秒 | オフタイム
カメラ、レンズが色々と気になっているこの頃。
世の中にはたくさんのカメラ、レンズがあり、それぞれの描写の違いにどっぷりとはまっている方々がたくさんいらっしゃるようです。
微妙な差を感じるのはなかなか難しいのですが、解説やテストの写真を見ていると、徐々にそれらの奥の深さが分かってきたような気もします…

それにしても光学系ってすごいですね。物の見方を変えるという言葉は、レンズが発達した後にできた言葉なのでは?と思うくらいです。
ガリレオ・ガリレイやアントニ・ファン・レーウェンフックも現代に生まれていたら、きっとカメラにはまるんじゃないかな。

調べているうちに、たまたま見つけた本がこちら。
タイトルが面白いです。

デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)
たくき よしみつ
講談社


最近、マイクロフォーサーズを始めとした、小型のいわゆるデジタル一眼カメラが出てきて、身の回りにも高画質の写真を楽しんでみたい!という方が増えてきたように思います。しかし、高画質というのがどういったものなのか、そしてどんな技術が支えているのかというのは、カタログを見るだけではよくわかりません。

紹介した本は、立ち読みしただけですが、デジタルカメラについて技術的な側面を学びたい方、あるいは「こんな写真を撮りたいんだけど…」というイメージを持っている方にオススメの本だと思います。新書なのも好みです。

僕もちゃんと買って勉強しよう。