サフランの英語雑記帳

映画や本で出会った心に残るせりふ、旅先やおつきあいから拾った面白い言い回しなどを書き留めました。

伝統芸能と女性 後半

2015年11月16日 | その他
昨日に続きまして今度は狂言です。
今回は女性パワー全開でした。三宅藤九郎さん(女性)、和泉淳子さん、そして弟の和泉元彌さん三人による外国人のためのワークショップと棒縛の上演をまず見せて頂きました。外国にも何回も出かけて公演活動をしているだけあってお話もとても慣れていらっしゃいました。お声も姿勢も鍛錬されているので見事でした。大きな舞台で響き渡る声と美しい動きに惹きつけられました。棒縛りの狂言のおかしさもたっぷり!
お食事を一緒にさせて頂いたのですが衣装を着替え、そこに現れたのは舞台の上の勇ましい演者から素敵なドレス姿のお二人に変身?なさっていました。女性がこの世界でやっていくことの大変さ厳しさも少しだけお話の中に出てきました。元彌さんももちろんとても素敵でした!3兄弟が本当に控えめでそれでいながら凛としたものを漂わせている姿は応援せずにはいられない気持ちになるのでした。

トリビア
#狂言は芸能の発祥ということだそうです。
#舞台の松  もともとは神が宿る松に向かって演じられていたということ。
途中から人間に向かって演じるようになった。松は奈良の春日大社にある松を表す。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (花てぼ)
2015-11-23 14:06:48
かつて、こちらの博物館の庭で和泉流による「薪狂言」がよく行われていました。一度は、狂言の話と狂言の装束を着けさせてくださるという機会がありました。「どなたか希望者は?」ということに私は即座に手を挙げたのでした。
この御姉妹にじかに着せていただくという幸運なことではあったのですが、後に市の職員の手になる写真が送られてきてこんなはずじゃなかった!」(では、どんな筈?)と、その写真はしまってしまいました。
返信する
ありがとうございました! (saffran)
2015-12-06 12:37:32
能装束を身につける経験をされたのですね!着心地はいかがでしたでしょう。着物を着てお扇子を帯にさすと気持ちがすっかり変わりますよね。写真が満足のいくものでしたら猶更よかったですね。
返信する

コメントを投稿